海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

製作の条件

2016年10月29日 19時32分48秒 | まちづくり・ボランティア


いろいろ頼まれごとがある。

イベント関係が多いのだが・・・・。

10年目を迎える日向市駅前の「まちなかハロウィン」

発起人でもあるMさんから「願い事やメッセージのカードを木の葉のようにして飾りたい」と言う話しがきた。メッセージカードの土台になるツリーの製作を頼まれてのだ。駅前のキャノピー下に飾りたいという話だった。

ハロウィンだから小さな子ども達もくるだろう。(転倒防止策)

あまり、備品を増やしたくない(スタッキング策)

組立は、誰でもできるように(簡易な組立策)

製作もあまり手間がかからないようにでも、木に見えること(展示物として成り立つもの)

写真は、「小さい木」です。高さが、2mです。基本、自立はしますが、上に金物をつけて吊り上げるようにしています。2つ製作しました。

これなら、ドライバーで誰でも組み立てられます。

バラバラにすれば、場所もとりません。

木に見えるかどうかは、それぞれでご判断ください。

今回は、釣らないと言うことでしたのでもう少し自立するように下の方にベニアを入れました。

製作の条件

2016年10月29日 19時32分48秒 | まちづくり・ボランティア


いろいろ頼まれごとがある。

イベント関係が多いのだが・・・・。

10年目を迎える日向市駅前の「まちなかハロウィン」

発起人でもあるMさんから「願い事やメッセージのカードを木の葉のようにして飾りたい」と言う話しがきた。メッセージカードの土台になるツリーの製作を頼まれてのだ。駅前のキャノピー下に飾りたいという話だった。

ハロウィンだから小さな子ども達もくるだろう。(転倒防止策)

あまり、備品を増やしたくない(スタッキング策)

組立は、誰でもできるように(簡易な組立策)

製作もあまり手間がかからないようにでも、木に見えること(展示物として成り立つもの)

写真は、「小さい木」です。高さが、2mです。基本、自立はしますが、上に金物をつけて吊り上げるようにしています。2つ製作しました。

これなら、ドライバーで誰でも組み立てられます。

バラバラにすれば、場所もとりません。

木に見えるかどうかは、それぞれでご判断ください。

今回は、釣らないと言うことでしたのでもう少し自立するように下の方にベニアを入れました。

そうそう、これは、小さい方ですが、あと二つ大きなツリーも作りました。3mあるものです。全て4基とも乗用車(普通車)で一度に運べます。

木造仮設住宅

2016年06月21日 03時00分19秒 | まちづくり・ボランティア


木造仮設住宅試験施工をしてる。
東日本大震災、熊本地震などで、仮設住宅の問題が、必ず起きる。

本当にプレファブ仮設住宅で良いのだろうか?

大量に至急必要な仮設住宅は、ストックと言う面で決めていないだろうか?

この木造仮設住宅なら、ストックの必要もない。

断熱材もはいる。

建築で地方活性化

2016年06月13日 09時23分14秒 | まちづくり・ボランティア



いかがお過ごしでしょうか?




本当に最近、メールを使わなくなりました。




ついでに電話も・・・。




で、何が多くなったかと言いますと




家族間は、LINE




知人は、フェイスブックのメッセージですね。




私が何をしているのか、事前に理解しているということが重要で説明の手間が省けるんですね。

ご興味のある方は、フェイスブックにお友達申請をしてください。




でも、フェイスブックにも掲載できないこともあります。そんなときは、このブログなんですね。




少し、お付き合いください。




今年に入って、ある方の紹介で店舗を新築することになりました。




5坪程度の小さな小さな店舗です。




立地条件を聞けば、ビジネス経験者であれば、ほとんどの人が商売否定するような場所です。




山奥の小学校も中学校も廃校になった地域。




そんな地域に住まわれる方が「店を開きたい」と私のところに訪ねて来ていただいたのです。




限界集落などとひどい言葉が、世の中にできて嘆いている私ですが、集落に根差して生活するお手伝いができればと考え、この仕事を引き受けました。




予算?




何を売るのか?




お客をどうのように集める?




議論に議論を重ね、大きな方針は決まりました。




このメールを読まれた方は、無謀なビジネスとお考えでしょうか?




私は、十分採算は合うと思いました。




スモールビジネスの基本は、ブルーオーシャンを見つけることです。




資本力のある大手に踏み込まれたビジネスは、どんなビジネスでも今までの利益が吹っ飛んでしまいます。




「ブルーオーシャン」  誰もが求める言葉です。




今回のクライアントの方は、郵便局長さんです。(施主は奥様ですが・・・)




私に新築依頼をされるときのクライアントの年齢が、ほぼ一定の世代だということに気づきました。その世代の方は、長子が小学校に入学する前です。




幼稚園、保育所の子供が、小学校に入学する前に土地が欲しい、新築を建てたいということになります。




「どこが良いですか」




「どんな場所が?」




このようなクライアントには、必ず、3つの条件を言います。




1.子供の通う小学校、中学校の校区内(当然ですが、意外と考えないものです)

2.スーパーマーケット(食品を含めた日用品店)が、徒歩圏内あるいは、自転車圏内。

3.金融機関が、徒歩圏内、自転車圏内にあるか




という点です。




もうお分かり頂けると思います。




郵便局は、集落の、地域の金融機関です。




その隣に日用品店ができれば、地域のコミュニティが復活します。




町有地の土地を借り、仮設的な建物ではありますが、杉で店舗を作ることになりました。




図面は、あの有名な内藤廣建築設計事務所から描いていただいてモノです。




郵便局の隣に店舗を建てるだけ、成功するものではありませんが、地域のコミュニティーは間違いなくその店舗を中心に動き出すでしょう。そこで販売するものを日用品に限らず、オリジナルなものを販売していけば、地区外からのかたもやってきます。




郵便局長さんは、廃校となった中学校に仲間とデザインセンターなるものを立ち上げたそうです。




着工は、6月14日からです。2週間で完成予定ですが、別のプロジェクトも動いていますので少しずつ、工事に入っていきます。




19日は、棟上げを予定していますのでご興味のある方は、ぜひ、メールでお知らせください。




梅雨ですので工程には変更があります。




ちょっと違った杉店舗をお見せできると思います。

日向市を世界の木材都市にするために

2016年04月26日 05時03分27秒 | まちづくり・ボランティア
ある本の中に自分で紙に書いた目標をたまたま、見つけて驚くと言う内容の文章をそのまま、思い出した。




木の芽会の総会の案内をいただいた。「ふっ」と15年前の木の芽会の冊子(私が会長だった年)に目をやると・・・・。




びっくりした。







15年前!会長のスローガンは「日向・入郷を世界の木材都市に」だった。まあ!!よくもぬけぬけと(笑)




驚いたのは、会長の所信「日向木の芽会の生き残りを賭けた一年」という文章の内容なのだ。私が書いたのだが・・・・。




要約すると




まず、ビジョンを持つこと。

そのビジョンを多くの人に知ってもらう努力をすること。

そのビジョンが「日向・入郷を世界の木材都市に」だ。




本当にぬけぬけと。




日向市を世界の木材都市にするために




1.木材の循環型システムの構築

全ての耳川の木材を地域一体となって生産できるシステム

2、木材製品の基準作り

「日向ウッドスタンダード」日向・入郷の人たちが独自に持っている木材に関する想いを・・・。

3、木材都市とは

木材を通じての自然環境の拠点、生産拠点、加工拠点、物流拠点、情報発信拠点、技術開発拠点、消費地拠点と全ての拠点を兼ね備えたまち






そんな夢を内田洋行と良品計画は、叶えてくれた。




美々津の鯨尾

2016年03月09日 10時33分12秒 | まちづくり・ボランティア


美々津港の堤防の上に南雲勝志氏デザインの防護柵「鯨尾」(私が勝手に命名)が設置された。




まちづくりの基本は、その町を知ること。

その町の歴史、風土、文化などさまざまなことを通じて町を知ることが、大切です。



はじめは、神武天皇御船出の地に因んで、「ヤタガラス」のモデルを見せてもらいました。

次が、この「鯨尾」です。

基本は、「大きな手を広げて入ってはダメです」という防護柵なのですが、この鯨の尾っぽが大変気に入りました。

【神武天皇鯨退治の伝説】
神武天皇が舟に乗って東征の折、美々津の港を出て、ビロケ島の近くまでおいでになると、一頭の大きな鯨が波の間に浮いたり沈んだりしていた。しかもその鯨はひときわ大きく、なかなか恐ろしい勢いで舟に近づいてきます。兵士たちも何と恐ろしい鯨であろうかと見ていましたが、勇敢な神武天皇は鯨の近づくと自ら鉾を待って、この鯨を一突きに突かれました。するとたちまち鯨は美しい女性の姿になって、天皇に「私はこのあたりの海上に住んでいるのですが、実は今子供が生まれようとしているのです。それで今貴方に殺されるとおなかの子も育ちませんから、どうか命を助けてください」としきちに頼みました。天皇はこれを聞かれてかわいそうに思われ、「よししからば許してやろう」といって助けてやりました。すると又もとの大鯨になって海底深く沈んでいきました。天皇はこれを見送っておられましたが、「何と美しい女に化けたものだ。この島は美しい女が出てきたから美女ヶ島か」と申されました。それでこの島を美女ヶ島といったのですが、いつのまにか美女がビロケ島になったというのである。



現地に設置している「鯨尾」は鋳鉄製ですが、はじめは、地元の人に見ていただこうと木製のモックアップを弊社で作製しました。



色も塗って欲しいということなので色も塗りましたが、このモックアップが、鋳物の型の原型に採用されました。


美々津の看板

2016年02月24日 06時00分07秒 | まちづくり・ボランティア


2003年に私が、青年会議所の理事長時代に設置しました。

12年経って、そろそろ、取り替えかなぁと考えていましたが、どなたが、修理と塗装を施していました。

このように街が、守られていることに私は感謝すると共に誇りに思います。

アドバイス

2016年01月22日 22時12分40秒 | まちづくり・ボランティア
1日に多いときで3件ほど、木材や林業についてアドバイスを求められます。

鳥居のことも電話やメールで・・・。

ウッドデッキやイベントなども・・・・。

なるべく、わかりやすいように・・・。

知っていることは、包み隠さず、知らないことは、知らないをモットーに!!

アドバイスが段々板につくと別のことまでしゃべりだすので、なるべく聞き手に徹しよう。

でも、まず、無理。



写真は、主婦が、デッキの階段を製作するところですが、私のアドバイスが良かったのか、素晴らしい階段ができました。




何でも聞いてください。

地方創生

2016年01月20日 09時20分52秒 | まちづくり・ボランティア
地方創生。理解するには?何に例えよう。
会社の創設、独立か?
誰にも、文句は言われない。自分の責任で覚悟を決め、利益を生みかつ、従業員さんやその家族を守る。その上で、社会貢献ができれば!正直、かっこなんかつけてられない。もう、時間がない。

西米良村 林業の未来を考えるワークショップ

2016年01月13日 08時46分16秒 | まちづくり・ボランティア
西米良村にお邪魔しました。

林業の問題は、どこも同じものがあります。

高齢化による担い手不足

伐採後の再造林ができない。

技術の継承

土地の継承

景観の保全など、など・・・

しかし、問題点をあげると以前からわかっていたことで準備をしていれば、解決できる問題のような気もしました。

ワークショップの参加者の中には、自分なりに手段を使って事業を進めている方もいたのです。

これらの問題を解決する方法は?

全ての方が、同じ方法で解決することはないのですが、林業が再生するには、木材を高くで販売する方が起業すると違うんではないでしょうか?

つまり、林業が儲かることが一番だと思うんです。

そんな中で20ヘクタールを親子三人が1か月で下刈りを行った話は、興味深い話だった。

支払った代金は150万円だそうです。夏の暑い時期に相当、体を酷使したと思いますが、かなりの高給取りですね。

下刈りは、設備投資も少なくて済み、体力との勝負!


会社が社会にできること

2015年02月27日 08時37分19秒 | まちづくり・ボランティア
会社の仕事を身障者の方に手伝ってもらう。

言うのは、簡単だが、これはこれで、なかなか難しい。

小さな取り決めをして、決めてもどこまでできるのかこちらサイドで判断できないからだ。

今回、お願いした仕事は、お客様にだす商品の最終段階。とても重要で気配りが大切なのです。

こちらの情報を逐一、伝えなければ、とんでもないことが起きる。

情報のやり取りを記録に残す必要もある。

弊社では、メールではなく、ファックスにした。手書きになるが、これが一番間違いが少ないと思う。