近頃、「何か良いアイデアはありませんか?」と尋ねてくる方が多い。
海杉の場合、「アイデアは、いくらでもありますよ」と言うことにしている。
無理している話ではない。アイデアを現実化するためにはかなりの努力が、必要であると言うことがわかっているからだ。
後輩が、「まちづくりで良いアイデアがあるんですよ」と言ってきた。
どんなアイデアだろうと聞いてみると
「わがまちを漫画にするんですよ」
「そうしたら、有名になるじゃないですか!」
「違うじゃないのか!」と話をしようと思ったが、やめた。
同じようなことにテレビに出れば、ヒットする。マスコミが扱ってくれれば、売り上げが伸びる。
確かにそんな現象は、あるかもしれないが、現実は、そんなに甘いものではない。
マスコミが取り上げてくれるのは、社会的に多くの人に伝える価値のある情報だと言う判断で載せていただくありがたい話なのだ。
でも自分の活動の主旨に賛同していただくことには、間違いないのだから、海杉は、極力、協力を惜しまない。
アイデアは、幾つもあり、何年も眠らせている。ノートに書いているものもあれば、パソコンの中に書いてあるものもある。古い雑誌の切り抜きであったり、読んだ本の片隅のラクガキであったりする。
発想なんてゼロから生まれることは、数少ない。でも、寝る前に思いつくアイデアは、ワクワクしてしまう。
昨年の山田洋次監督を審査員にするというアイデアは、寝る前のベットの上で思いついた。
普通の人からすれば、前出の後輩のような話だ。
でもこのアイデアには、確信があった。山田洋次監督は、日向市に何度も先行上映会で訪れている。日向市には縁のある方ではある。
しかも、杉コレクションの市の担当の方は、その山田洋次監督にぞっこんの山田会会長なのだ。
しかも、一昨年、上映会に合わせて日向市駅で建築家の内藤廣氏が山田洋次監督に建物の説明をするというセッティングまでして、急遽キャンセルになった残念な話も聞いている。
山田洋次監督と内藤廣氏は、美術館の設計で知り合いだそうだ。
なんと言っても「杉コレのテーマが、「思わず欲しくなる杉の大道具たち」だ。「大道具」映画用語だ。もちろん偶然だが・・・。
山田会の会長である市の職員の方も、内藤氏も協力をしていただけると言う快諾を得たが、スーパー多忙な方が、本当に来てくれるのかは、誰にもわからない。
山田洋次監督が本当に義理堅い人で、人とのつながりを大切にしてくれる人だからこそ、この日向の杉コレクション審査委員が実現した。
「日向市に縁のある友人から頼まれ、縁のある日向市のお役に立てるのならば・・・」山田洋次監督は、そう言って来て頂いた。
杉コレは無事終了したが、その数週間後に奥様が他界なされたと聞き、そのような状況で日向に来られたかと思うと胸が熱くなった。
葬儀には、行けなったが、2日後に東京の松竹に行って山田洋次監督の担当の方にお逢いして、お礼をした。
海杉の場合、「アイデアは、いくらでもありますよ」と言うことにしている。
無理している話ではない。アイデアを現実化するためにはかなりの努力が、必要であると言うことがわかっているからだ。
後輩が、「まちづくりで良いアイデアがあるんですよ」と言ってきた。
どんなアイデアだろうと聞いてみると
「わがまちを漫画にするんですよ」
「そうしたら、有名になるじゃないですか!」
「違うじゃないのか!」と話をしようと思ったが、やめた。
同じようなことにテレビに出れば、ヒットする。マスコミが扱ってくれれば、売り上げが伸びる。
確かにそんな現象は、あるかもしれないが、現実は、そんなに甘いものではない。
マスコミが取り上げてくれるのは、社会的に多くの人に伝える価値のある情報だと言う判断で載せていただくありがたい話なのだ。
でも自分の活動の主旨に賛同していただくことには、間違いないのだから、海杉は、極力、協力を惜しまない。
アイデアは、幾つもあり、何年も眠らせている。ノートに書いているものもあれば、パソコンの中に書いてあるものもある。古い雑誌の切り抜きであったり、読んだ本の片隅のラクガキであったりする。
発想なんてゼロから生まれることは、数少ない。でも、寝る前に思いつくアイデアは、ワクワクしてしまう。
昨年の山田洋次監督を審査員にするというアイデアは、寝る前のベットの上で思いついた。
普通の人からすれば、前出の後輩のような話だ。
でもこのアイデアには、確信があった。山田洋次監督は、日向市に何度も先行上映会で訪れている。日向市には縁のある方ではある。
しかも、杉コレクションの市の担当の方は、その山田洋次監督にぞっこんの山田会会長なのだ。
しかも、一昨年、上映会に合わせて日向市駅で建築家の内藤廣氏が山田洋次監督に建物の説明をするというセッティングまでして、急遽キャンセルになった残念な話も聞いている。
山田洋次監督と内藤廣氏は、美術館の設計で知り合いだそうだ。
なんと言っても「杉コレのテーマが、「思わず欲しくなる杉の大道具たち」だ。「大道具」映画用語だ。もちろん偶然だが・・・。
山田会の会長である市の職員の方も、内藤氏も協力をしていただけると言う快諾を得たが、スーパー多忙な方が、本当に来てくれるのかは、誰にもわからない。
山田洋次監督が本当に義理堅い人で、人とのつながりを大切にしてくれる人だからこそ、この日向の杉コレクション審査委員が実現した。
「日向市に縁のある友人から頼まれ、縁のある日向市のお役に立てるのならば・・・」山田洋次監督は、そう言って来て頂いた。
杉コレは無事終了したが、その数週間後に奥様が他界なされたと聞き、そのような状況で日向に来られたかと思うと胸が熱くなった。
葬儀には、行けなったが、2日後に東京の松竹に行って山田洋次監督の担当の方にお逢いして、お礼をした。