海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

延岡城大手門前の家 

2009年07月14日 07時36分46秒 | ビジネス
「延岡城大手門前の家」が、平成21年度宮崎スギ高品質材の家づくり促進事業として採択を受けた。

卓越した空間設計、そして、高品質の県産材をふんだんに使用した点が採択していただいたポイントだったのでは…。

先進的な技術だけでなく、今までにない空間利用と県産材の良さをフルに使用しての建築は、宮崎県の住宅建築でも今までに例のないものだろう。

建築家小澤丈夫氏は、「宮崎は、かなり恵まれた地域です」と話す。

宮崎県は、官民上げて杉材製品の品質の向上を目指してきた。ようやく、一流の建築家たちにも認められ始めてきたようだ。

一流の芸術家が、最高の素材を求めて、工房やアトリエを開くように宮崎もそのような土壌を醸し出す要素がでてきた。

県民が、外の地域では手に入らない住居空間を手にいれることができるなら、県民にとってこれ以上の幸せは、考えられない。

建築家のさまざまな要望や技術革新に応えられるレベルの施工体制ができたわけではないが、品物だけは、揃えられるところまでできたと思っている。

この家の集成材メーカーは、「私たちの生産する集成材は、自信を持って日本でもトップレベルと言い切ることができますが、宮崎県内の人たちにこの品質を知っていただく努力がこれからの課題です」と話してくれた。




材料だけでない素材を加工する技術も日本のトップレベルだ。

そんなすごいところと直にやり取りをしている小さな施工会社は、多分、弊社だけだろう。この体制を作り上げるのに13年の歳月が掛かったが、どんな斬新なアイデアの建築家の要望も応える自信がある。

弊社の自信は、この連携と技術にある。