いかがお過ごしでしょうか?
本当に最近、メールを使わなくなりました。
ついでに電話も・・・。
で、何が多くなったかと言いますと
家族間は、LINE
知人は、フェイスブックのメッセージですね。
私が何をしているのか、事前に理解しているということが重要で説明の手間が省けるんですね。
ご興味のある方は、フェイスブックにお友達申請をしてください。
でも、フェイスブックにも掲載できないこともあります。そんなときは、このブログなんですね。
少し、お付き合いください。
今年に入って、ある方の紹介で店舗を新築することになりました。
5坪程度の小さな小さな店舗です。
立地条件を聞けば、ビジネス経験者であれば、ほとんどの人が商売否定するような場所です。
山奥の小学校も中学校も廃校になった地域。
そんな地域に住まわれる方が「店を開きたい」と私のところに訪ねて来ていただいたのです。
限界集落などとひどい言葉が、世の中にできて嘆いている私ですが、集落に根差して生活するお手伝いができればと考え、この仕事を引き受けました。
予算?
何を売るのか?
お客をどうのように集める?
議論に議論を重ね、大きな方針は決まりました。
このメールを読まれた方は、無謀なビジネスとお考えでしょうか?
私は、十分採算は合うと思いました。
スモールビジネスの基本は、ブルーオーシャンを見つけることです。
資本力のある大手に踏み込まれたビジネスは、どんなビジネスでも今までの利益が吹っ飛んでしまいます。
「ブルーオーシャン」 誰もが求める言葉です。
今回のクライアントの方は、郵便局長さんです。(施主は奥様ですが・・・)
私に新築依頼をされるときのクライアントの年齢が、ほぼ一定の世代だということに気づきました。その世代の方は、長子が小学校に入学する前です。
幼稚園、保育所の子供が、小学校に入学する前に土地が欲しい、新築を建てたいということになります。
「どこが良いですか」
「どんな場所が?」
このようなクライアントには、必ず、3つの条件を言います。
1.子供の通う小学校、中学校の校区内(当然ですが、意外と考えないものです)
2.スーパーマーケット(食品を含めた日用品店)が、徒歩圏内あるいは、自転車圏内。
3.金融機関が、徒歩圏内、自転車圏内にあるか
という点です。
もうお分かり頂けると思います。
郵便局は、集落の、地域の金融機関です。
その隣に日用品店ができれば、地域のコミュニティが復活します。
町有地の土地を借り、仮設的な建物ではありますが、杉で店舗を作ることになりました。
図面は、あの有名な内藤廣建築設計事務所から描いていただいてモノです。
郵便局の隣に店舗を建てるだけ、成功するものではありませんが、地域のコミュニティーは間違いなくその店舗を中心に動き出すでしょう。そこで販売するものを日用品に限らず、オリジナルなものを販売していけば、地区外からのかたもやってきます。
郵便局長さんは、廃校となった中学校に仲間とデザインセンターなるものを立ち上げたそうです。
着工は、6月14日からです。2週間で完成予定ですが、別のプロジェクトも動いていますので少しずつ、工事に入っていきます。
19日は、棟上げを予定していますのでご興味のある方は、ぜひ、メールでお知らせください。
梅雨ですので工程には変更があります。
ちょっと違った杉店舗をお見せできると思います。