海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

ビジネスモデル

2016年10月07日 01時53分04秒 | ビジネス
新製品を開発して、利益を得るまでに様々なことをしなければなりません。

良い製品が、間違いなく売れるとは、限らないのです。

闇雲に製品開発をしても無駄が多いことがあります。

製品開発は、実は、簡単です。

自分で考え、自分で納得すれば、それが製品開発だからです。

でも、それを自分で買っても利益は生まれません。

他人に売って初めて利益になるのです。

でも、その売り方が大変なのです。専門家は、マーケットと呼びます。

成功事例は、「運が良かった」とか「たまたま良い製品だった」とか、正確な情報は、教えてくれません。

成功事例は、あるひとつのことには、精通して確かな情報ですが、ある面に関しては、まったくダメであることが多いのです。

自分で試して、少しずつ、作り上げることです。ある意味、商品開発より面白いです。

私は、ある商品を製品開発して売り始めて、15年経ちますが、ようやく、軌道に乗ってきた感があります。

15年です。

ひとつの製品に3年近い商品開発期間があります。

それから3年、商品自体の売り込みです。

ここまでで、6年の時間がかかりました。

次第に売れるようになるとトラブルも多くなります。はじめのころのトラブルとは違います。

売り上げが、トラブルの費用と相殺されることもあります。

私自身は、600万円の売り上げで大方、人件費が出ると試算しています。

月に50万円です。

これでは、会社に残る経費は出ません。

しかし、600万円を越えるころから、会社に余裕が出てきます。人を入れるか、自分でするかという選択肢が生まれるのです。

会社内の別の人間にこのノウハウ、手順の移行を始めます。ここから3年ほどかかります。自分がして、部下がして・・・。

結構しんどい時間です。

大抵、部下に逃げられます。かなり、きついからです。ストレスになります。

人件費が、会社の経費を食い込むからです。

自分ひとりで裁いていればすむのですが、ノウハウの移行は、手間と経費の食い相です。

いくつかの失敗を重ねで、売り上げがほんの少し伸びるとうまくいき始めます。

製品開発を始めてから9年目に目標の800万円になります。月66万の売り上げです。

これは、大変、ありがたいことです。会社自体に経費を入れることができ、様々な取り組みができるからです。このころには、初期投資(製品開発費用)は、回収できています。10年目でしょうか?

類似品や同等品が出てくるのもこのころです。ライバルの製品も性能の向上が著しいものです。

ここで、製品のマイナーチェンジを考えます。ほか、売り込み方や販売方法の見直しをします。既存のマーケットにとらわれないやり方です。

うまくいけば、倍に近いのマーケットを得ることができます。

1000万円です。月に80万円です。このころには、会社に貢献するできの良い商品になっています。

12年目です。

そろそろ、、次の製品開発に着手しなければなりません。