今年もツルハホールディングスの株主総会へ行ってきました。3回目の出席なのですっかり雰囲気にも慣れてきました。
会場はロイトン札幌3階のロイトンホール。入口にはドリンクサービスもあるのでウーロン茶を飲んでから会場へ。
ちょうど5分ぐらい前だったので、入口付近の席はすでにいっぱいで、中ほどのシートに座りました。
議長は鶴羽社長。まずは配当の増配報告から始まり、さっそく会場からは拍手がありました。業績も株価も右肩上がりで推移しているので、聞く方もある意味で気楽です。
次に鶴羽社長から事業報告ありました。主には出店数の推移とタイでの事業展開、ビューティスーパーバイザーの創設による顧客対応の向上などの報告でした。その後はビデオによる事業報告があり、質疑の後に議案の採決となりました。
今年は質問が14名からあり終了時間は11:30と予想以上に長い株主総会でした。
質問は、このような感じです。
・株式分割、長期保有株主への優遇、店舗のない府県の株主への優待、単位株の購入が100万円を超えるとNISAで非課税にならない、消費税が8%になったら株主優待券の割引率も8%にしてほしいといった投資に関するもの。
・新株予約権の考え方、女性社員の管理職へ登用、社外取締役が無報酬はおかしいのでは、タイでの出資比率といった経営に関するもの。
・昨年度株主総会で要望があった子育て支援サービス開始の謝意とあまり知られていないのではとの質問、リアップの取り扱いがある店舗とない店舗がある、敏感肌化粧品を充実させてほしい、糖分の少ない飴の取り扱いがなくなった、商品の金額が店舗によって異なる、ポスターの掲示場所が見づらいといった店舗サービスに関するもの。
回答は、あたりまえと言えばあたりまえだが、投資関係は具体的に回答もできないので「貴重なご意見として承ります。」とのこと。
経営に関することは具体的に回答をしていた。そして、サービスについては、「従業員教育をしっかりやります」ということと商品構成は「貴重なご意見として承ります」という感じだった。
回答はすべて1往復だった。なんかかみ合っていない回答もあったものの、質問者は納得しているのか再度の質問はなかった。
株主総会の後は隣の部屋で株主懇親会。
ホテルブッフェなのでおいしい料理がずらりと並んでいます。もちろん経営陣がそろっているので直接意見を伝えることもできるのですがほとんどの株主は食べることに集中していました。もちろん私も。
それにしても、今年は料理の量を増やしているのではないだろうか。初めて言った3年前は期待して料理を取りに行ったところほとんど皿には料理が残っていませんでした。しかし昨年、今年と余裕を持って食べることができました。これのために家族全員で株主になるのも悪くはないかなと思ったこともあったのですが、さすがに単位株の価格が90万円を超えると4人分の株は購入できるわけもないです。
そして帰りにはおみやげもいただき会場を後にしました。