青い城 (New Montgomery Books 4)谷口 由美子,Lucy Maud Montgomery篠崎書林このアイテムの詳細を見る |
モンゴメリの、これも実家で読んだ本。
主人公;
ヴァランシー・スターリング
バーニィ・スネイス(ジョン・フォスター)
2人は結婚するんだ。
プリンス・エドワード島が舞台でない、唯一の長編小説。
そして、子供向けでない、大人が主人公の唯一の長編小説。
だったっけね?
短編を読んだ後だからそう思うのだろうけど、よく言えばていねいに描いている、悪く言えば冗漫。
ラストの数章は、蛇足である。
「既婚者の欄に娘の名前を書き入れた」
あすこで終わってたらよかったなぁ。
それでも、図書館に返す期限があったのもあるけど、夢中で一気に読んでしまったんだから、それだけで負けてるんだ。
勝ち負けじゃないけどさ。
同じ本を何回も読むのが好きなのね、私。
でも、やっぱり、結末を知らない、新しい物語を読んでいくのは楽しい!
決して期待を裏切らない作家であればなおさら。
母親の記述。
これはねぇー。時代が変わっても、いっこも変わらないんだなって思えた(笑)
あはは、詳しくは書かないよ(笑)
自分が母として、そうならないように、と頑張るだけだよ。
モンゴメリ自身が投影されてるのは、むしろバーニィの方だってなんかで読んだっけ。
自然描写がすぐれている作家。
世界の文学地図にカナダを載せた作家。
確かにその通りだよな。
引用;
恐れは原罪である。
世の中のほとんどすべての悪には、その根源に、だれかが、何かを恐れているという事実がある。
うんうん、これは、あるかもー。
2回、3回と読んでみないと、まだわかんないよね。
やっぱり、買って読もうかしらね。
広い意味でも狭い意味でも、恋愛小説が好きな私を満足させてくれたのは間違いない。
あんまりいい感想文じゃないけど、時間が経っちゃったからもう載せちゃう!