*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

「星の王子さま」

2006年10月11日 | 
星の王子さま (新潮文庫)
サン=テグジュペリ
新潮社

このアイテムの詳細を見る



仙台帰ったら読むヒマないから、こっちで借りて読んじゃえー!



いっつも、いいとこを探そうとしながら本を読むんだけど…。



なんか、子供の心を失ったから??

あんまりおもしろくなかった!

ってゆうのが素直な感想。



大人はなんだとかかんだとか,理屈っぽいんじゃー!



それから、内輪受けじゃないのかい?

あの絵はどう見たって帽子だもん(笑)

それを、王子さまが一目で「ウワバミに食われた象」だって見破った、とか、ひどいよ。

安すぎる。



あの絵を「帽子」と言われたら心を閉ざす、なんて、まったくひどいね。

大人はどうだとか言ってるけど、結局、自分の非を認めないで、全部人のせいにして生きてるんじゃん。

「大人は」ってひとくくりにするのも安直で幼稚なな考え方。

そこがまず嫌い。



でもまぁ、子供の言うこと(子供の心を忘れない人の言うこと)だし…安直で幼稚でも当たり前か…と自答して、続きを読んでみる…。





「ぼく」はいけすかないけど「王子さま」には好感がもてる。

小さな星からやってきて、去っていくというのもいい。



有名な一節

ほんとうにたいせつなものは、目に見えないんだ

ってのもその通りだね。



でもやっぱ、全体としては

はいはい、私は子供の心をなくしちまったつまらない大人ですよ!

って感じですかね(笑)



だから、ミクシィの、「おすすめ」レビューには載せないでおく(笑)



作者は、これ以外にも、「童話」じゃない文献を残しているから、そうゆうの読んであげないと、ちゃんとした評価はできないと思う。