愛と美の法則美輪明宏パルコこのアイテムの詳細を見る |
以前読んだ「おしゃれ大図鑑」みたいな内容をもうちょっと突っ込んだ感じの本かな。
戦前の日本の美が、戦争で壊されて、今もそのままだっていう。
昔の美しい街並を知らない私たちには新鮮な内容だ。
今の街並の中にいて、想像してしまうようになった。
コンクリート打ちっぱなしの壁のお宅が近所にあるんだけど、それを見るたびに美輪さんの「牢獄じゃないの」ってセリフが浮かんでしまう。
写真を見てびっくりしたのは、便器。
有田焼で、綺麗な模様が描いてあるの。
これは、大事にしなくちゃって思うよなぁ。
たとえば今使ってるランプベルジェのランプの装飾だって、機能だけを求めたら、必要ないといえばないのよね。
エレキの弦楽器をこないだ初めて見てびっくりしたんだよ。
弦の部分しかないの。装飾(木の部分)がないの。
弾ければいいみたいな。機能だけを求めるとこうなる、の例を見た。
それを、今の人は、シンプルでかっこいいと思うんだろうね。いちおう私も今の人ですが(笑)
美しいものに囲まれる生活
には、ほど遠いけども…
少しでも、美しいものを持っていたいね。
あとは愛のお話か。
「冬ソナ」が取りざたされているのは、NHKの番組で喋った内容が本になっているかららしい。