ナグ・ハマディ写本については、なかなか興味深くてね。
つい手に取ってしまった。
図書館の新刊置場か、貸し出した本が戻ってきた置場か、そういうとこにあった。昨年出た本だから新刊かな?
今の聖書は改竄されているという話でしょう。
ナグ・ハマディが、そのカットされた部分に当たるのではないか? みたいな話です。簡単に言えば。複雑に言えばそんな話じゃないので、詳しくは専門家を当たってください(笑)
だから、今の聖書にないような論調というか、キリスト教的じゃない話も入ってたりするんだよね。
興味深いね。
まあ、1回読んだだけじゃ理解できないべと思って気軽に読みます。
「神々」とか言ってるのは、唯一神のキリスト教にそぐわない感じ?
でも、最近私が理解したことから考えると、一人一人が神だって話とかね、そこから考えると唯一神ってのはないんだよねー。
「我こそが唯一の神である」と言うことが、ほかにも神がいることを示唆しているんだって。ほえー。
あとは、生まれない者は死なない。みたいな。
魂が不滅ということを理解していると、なるほどなーって思う。確かに、肉体を持って生まれてしまったら、死ぬしかないよね。っていう。そりゃあ、生まれなければ死なないさ。大喜利か!(笑)
アダムとエバが生まれたとこの表現は、なかなか生々しい。そんな昔からそんなにたくさんの臓器が分かっていたの?
360または365人の天使ってとこは、なるほどでした。全方位360度あるいは1年365日ってことかあ。
トマスによる福音書は、
割と聞いた話が並ぶ。新約聖書に、ほかの福音書にも入ってるような話。
よく「グノーシス主義」「グノーシス派」って言われる。
グノーシスはギリシャ語で知識、知ること。
まだよく分からないので書きません(笑)
これだけでは何なので。
目次より。
イエスの知恵
ペトロの黙示録
ヨハネのアポクリュフォン
トマスによる福音書
エジプト人の福音書
ユダの福音書
という文書があって、それぞれ解説文もついていました。
それから、最後に全体の解説も。
興味深いけど、まだ理解が追いついてない感じです。