日常

老い

2011-03-01 20:49:09 | 
あるおじいさんは、確かにひどい病気で、確かにかなりの年だ。 いつも元気であるそのおじいさんは、「生命力」のようなものが衰えている印象があった。 それは、直観的に感知されるものだ。 あくまでも自分の経験や知識の混合物から織りなされる主観的なもの。 そのおじいさんへ、いつも傍らにいるおばあさんが励ましていた。 『戦争で生き延びたんでしょう。なんでそんなに落ち込んでるの。元気出しなさいよ! あな . . . 本文を読む