一条真也さんの「法則の法則」三五館 (2008/6/23)を読みました。
この本、ものすごく面白い本でした!めちゃくちゃおすすめです!20冊分くらいの価値あります。
一条さんの知識の深さと広さはすごい。しかも文章がうまいのでとても読みやすいツルツルと読めてしまう。
一条さんのブログは、更新頻度も質も量も、ブログの中で一番すごいと尊敬しています。毎日見てます。
一条さんのHPには個人本棚も紹介され . . . 本文を読む
GW前と言うのに、毎週毎月のように学会や研究会の発表準備に追われている気がします。今度、ベルリンにも研究発表で行きます。
(いまは現実逃避中)
そうは言うものの、GWはすべて仕事に当てています。みんなが遊んでいるとき働くのが一番の稼ぎ時。最終日だけ登山に行きます。
それはともかく。
学会や研究会の機会がないと、日々の膨大な仕事の合間に、さらに膨大なデータ整理をしようとするきっかけがなかなかない . . . 本文を読む
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに、『レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想』を見に行ってきました。6月10日まで。
ダ・ヴィンチの絵画で現存するものは15点しかないといわれていますので、今回の中でダ・ヴィンチの絵は1点だけです。(ダ・ヴィンチの習作、メモ書きのようなものもさらに2点あり)
それでもやはり、「ダ・ヴィンチ」の言葉が持つ言霊はすごく、自分はオープンの10時を狙っていきましたが展 . . . 本文を読む
キャンベル『神話の力』早川書房(1992/07)を読んだ。最近文庫化もされたよう。
むかし、神話はあまりにも漠然としていてよくわからなかったけど、最近はすごくよくわかるようになった。
村上春樹さんの作品も神話に近い。すべてはメタファーで表現され、表面的な意識だけではなくて、その言葉そのものが持つ何重にも含んだ意味や残響のようなもの。そういうものを夢を見るときのイメージのように読み解かないといけな . . . 本文を読む
伊藤比呂美さんの「たどたどしく声に出して読む歎異抄」ぷねうま舎(2012/4/9) を読んだ。
ぷねうま舎は新しい出版社らしく、その第一回目配本のひとつのようだ。
神保町の東京堂書店がリニューアルして寄ってみたのでみつけた。
それなりに大きい本屋ぢゃないと置いてないかもしれない。
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<内容紹介>
歎異抄・正信念仏 . . . 本文を読む
国立新美術館の「セザンヌ パリとプロヴァンス展」を観た。
あとで見直す時の備忘録として、個人的なメモ書きのような感想。展覧会全体の感想には程遠くてすみません。
立体感や3次元、Realityというものを改めて考える。
Jill Bolte Taylorの「奇跡の脳」でもあったけれど、脳が損傷を受けると「奥行き」が感じられなくなる。
「奥行き」は僕らが無意識に脳の中で再合成しているもの。そん . . . 本文を読む
Jill Bolte Taylor「奇跡の脳: 脳科学者の脳が壊れたとき」新潮文庫(2012/3/28) を読みました。とても衝撃を受け、感動しました。
最近文庫化されたのです。だから読みました。
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<内容説明>
脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。
ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、脳卒中に襲われ . . . 本文を読む
■1
村上春樹さんがまた翻訳を出してくれますねー。ワーイ。
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「極北」 マーセル・セロー、 村上 春樹
中央公論新社 (2012/4/7)
¥ 1,995
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<内容紹介>
文明の残骸、絶望と飢餓
――極寒の地で命をつなぎ、最果ての迷宮に足を踏み入れた私は
……英国新鋭の壮大にして異色の長篇小説。
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楽しみだ . . . 本文を読む
いきたい展覧会 メモ
○国立科学博物館「インカ帝国展 」~6/24
○国立科学博物館 日本館1階 企画展示室「縄文人展 芸術と科学の融合」4/24-7/1
○国立新美術館「セザンヌ パリとプロヴァンス」~6/11
○国立西洋美術館「ユベール・ロベール 時間の庭」~5/20
○日本科学未来館「世界の終わりのものがたり 「終わり」を科学的にとらえ未来を考える」~6/11
○東京芸 . . . 本文を読む
JazzのMiles Davisに激しくはまっています。
「Complete Columbia Album Collection」Miles Davis
71枚組!
というCDボックス。
71枚組で26500円ですから、1枚373円。
1年前から買うかどうか迷っていましたが、1年も悩み続けたのに相変わらず欲しいので。
エイ!ヤー!で買ってしまいました。
いやー、思い切ったけどいい買い物だっ . . . 本文を読む
(本書より)
『超感覚的な真実に至ることで、何が学べるのでしょうか。
そこに至ることで学べるのは、快と苦なしに、日常の損得なしに、個人的な偏見なしに、人性の一歩ごとに出あう事柄なしに、真実を把握するということです。』
『笑うことも泣くことも、人間のもっとも深く内的な霊性をあらわしているのです。』
シュタイナー「魂について」春秋社 (2011/01) を読んだ。
シュタイナーの本を読むと、とに . . . 本文を読む
白い象に抱えながら、白い象と長く話す夢を見た。
なんだか珍しい。なんだかいい夢のような気さえする。
だから、生々しく覚えてる。
白い象は自分の鼻を体にぐるんぐるん巻きつけてきた。キャッキャと楽しそうだった。
自分も、「はさまれて圧死する?!」なんて、夢の中で夢にも思わないくらい、完全に象の鼻に体を委ねていたのも覚えてる。
白い象に包まれながら、相当に長いこと何かを話したはずなんだけど、起きて記 . . . 本文を読む
自分は、なんだかんで性善説なんだと思う。
というのも、やはり赤ん坊や死ぬ直前の人を見ていると、どう見ようとどう念じても、どうにも悪人には見えないものだから。生のはじめとおわり。極端な場所だけど、素の場所だと思う。
もちろん、「善でも悪でもない。それは見ている側の心の反映にすぎない。」と言うのにも一理ある。
それはそれとして。
やはり人間の内側には、inner mostの最奥の場所には、やはり . . . 本文を読む