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月に一回ほど、土日をすべて潰して仕事で静岡に行っている。
2日間の仕事なのでどっと疲れるけど、帰りすがらに回転すしを食べ、静岡の熱いお茶を飲む。そして、さらについでに、静岡市美術館に絵を見に立ち寄る。
そんなささやかな「コトリップ」(=小さな旅ってことね)は、自分の中のささやかな楽しみ。
静岡市美術館では、いまは「棟方志功 祈りと旅」展をやってる。
とにかく、すごかった。感動した。思わずポス . . . 本文を読む
最近の読書遍歴の流れの中で(伊藤比呂美『読み解き「般若心経」』(2011-01-24)、『ブッダの真理のことば、感興のことば』(2011-02-02))、ふと思いだして、ヘッセ「シッダールタ」(新潮文庫)を読んだ。
ブッダは「目覚めたもの」という意味。
シッダールタも、最初からブッダと言うわけではなくて、人が成長していくことで「ブッダ(=目覚めたもの)」と呼ばれる存在へとなっていくみたい。 . . . 本文を読む
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主語と述語というものがある。
わたしは歩く。
わたしは書く。
わたしはあなたと出会う。
・・・・
ものごとのズレの中で、主語と述語の取り違えから起きるものもあるのではないかと、ふと思う。
「自分が・・、私が・・・」という風に、自分や人間を主語にして考える限り、言語体系そのものに考える内容が縛られる。
自分を主語にすることで自分を中心に考え、人間を主語にすることで人間を中心に考え . . . 本文を読む
岩波文庫だから難しいかとおもいきや、中村元先生の名訳のおかげで、すんなりと読める。
「仏教」とひとことで言っても広大で、最初のシッダールタの仏教、その後、インド、中国を経由して、日本に輸入された仏教。そして、日本での仏教の移り変わり。
それぞれ、深めていくとどんなところからでも面白いのだろうけれど、やはり原点と思われるシッダールタ直接のコトバを知りたいと思っていた。
いろんな縁があって読み始め . . . 本文を読む