『丈夫四方志 安可辞固窮』
『丈夫四方の志、いずくんぞ固窮を辞すべけん』
杜甫「前出塞」より
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寝ることについて考えてみた。
というのも、今までの人生で「寝る」ことに関してちゃんと考えたことなかった。
むしろ、「寝る時間なんて勿体ない」と思っていた派閥の一員でした。
バリバリと仕事をしている人は、私生活や睡眠時間を犠牲にしている人が多かったし、概してそう言う人がテレビに出てきて派手な印象を与えるので、学生の時はそういう人がかっこいいと思っていた。
しかし、ここ最近は考えが裏返って . . . 本文を読む
今日は、マキさん、ともこさんと3人で、神保町にてとりとめもないお喋りをした。
話した内容は、
『自己と他者、近代的自我、デカルト、方法的懐疑、からだとこころ、肉体と精神、、脳死問題、日本人とは何か、日本とは何か、夢とは何か、意識と無意識、見えるものと見えないもの、日本の風土、「同じ」の概念世界と「違う」の感覚世界との関係、外人と日本人の違い、武道の達人の世界、時間、因果関係、現代医学・・・・』
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「無思想の発見」養老孟司(ちくま新書、2005年)をイマサラ読んだ。
すごく面白かった!新書だからスイスイ読めるしお薦め!
出会いや縁とは不思議なもんで、自分がいま考えているテーマにどんぴしゃりなことがたくさん書いてあって驚いた。
■「0」=「無」、「1」=「空」
この本に書かれている本流の内容も面白い。
言うなれば、「無思想」が日本独特の思想であり、それは数字の「ゼロ」の発見と同じよ . . . 本文を読む
前回のブログ(→『「無」から見ること』(2009-06-14))で、盲目のピアニスト辻井さんのことを少し書いて、書き忘れたことを思い出したので書いてみる。
辻井さんのお母さんがテレビに出て言っていた。
「最初、自分の子の目が見えないと知った時は本当にショックでした。
絶望した時期もありました。
なんでこの子が、なんで自分の子が、と思いました。
ただ、徐徐に事実を受け止めて、どういう風に育てていく . . . 本文を読む
最近、「無」というものを考えている。
そして、ふとしたニュースを聞いた。
■盲目のピアニスト
第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで、盲目のピアニスト辻井さんが優勝された。
なんとなく暗いニュースが多い中で、僕らの時代を明るく照らしてくれる記事である。
ほんとうに、おめでとう!そしてありがとう!と声を大にして言いたい。
盲目の人だとか、優勝したとか、そんな知識を知る前に、テレビで . . . 本文を読む
最近、自分の中で東大書籍部が熱い。
学生の時も、よく東大書籍部には行っていた。
生協っていうのに加入すれば、新品の本が全部10%OFFになるのです。
月に5万くらいは書籍関連に費やしている気がするから、チリも積もれば山となる。
自分の中で本屋通いには変遷がある。
ふと思い出してみる。
●高校時代
→気付いたら、既に漫画っ子だった。
お金がなかったから、ほとんど地元の古本屋で漫画を購入しては . . . 本文を読む
今話題のM上H樹の新作を読んだ。
Amazonの書評では酷評されてたり、はたまた、雰囲気でとにかく絶賛している人がいたりする。
あまり露骨に感想を書くと、このブログが検索でひっかかったりすると困るので(笑)、あまり詳細には書けない。
しかも、ネタばれするといかんしね。
既に読んだ人と、会って感想を話し合いたい。
かなり遠回りに感想を書くとするならば、
神話に近いと思った。
この本はどう . . . 本文を読む
プロジェクト大山の踊りを見てきた。
(→神楽坂にある「セッションハウス」にて)
相変わらず素晴らしかった!
プロジェクト大山の踊りからは、常に「何らかの未来性」を感じる。
「何らかの未来性」というのは、数十年後か数百年後かの未来の時代に、きっと大切にされるであろう概念に対しての、何か前兆のようなもの。
現段階では、まだ万人に分かるように顕在化していないので、前兆や予感としてモヤモヤとしか感じる . . . 本文を読む
大学病院で働き始めている。
色んな発見があり、日々面白い。
大学病院は迷宮。
もうどこがどこだかわかんないし、機能性なんて何も考えてない!
縦割りも横割りもどこ行く風の、全てが縦割り! 横との連携なんてナンセンス!縦割り最高!閉鎖性最高!
とにかく室内がドンヨリしていている。
世界を開くために、せいの!で全ての窓を全開に開けたくなる。
もう、全てがドヨーンと、鬱々とうっ滞してる感じ。
そ . . . 本文を読む