■村上春樹「エルサレム賞」受賞スピーチで感じたこと
村上春樹「エルサレム賞」授賞式講演、やっと全文を読むことができて、すごく感動した。
示唆に富むスピーチで、素晴らしいと思った。
何度も読み返すと、自分の心が震えた。
一度読んだだけでは、自分にはわからなかった。
日本の報道では、「村上春樹さんがエルサレムで反戦を主張した。イスラエル政府の爆撃攻撃を批判した。」というような数十秒の報道にとどま . . . 本文を読む
■考えていること
『私が私であること』
これは、前々から考えていて、未だに考えている途中でもあります。
考えがまとまったら書こうかなぁーなんて思ってたんですけど、
せっかくなので、あえてこの未完成で途中の状態で、ありのままをブログに書きたいと思いました。
今のわしのそんな決意に何か感じる人がいれば、コメントいただければ嬉しい!
そこから着想やヒントを得て、さらに自分で深めて純化して密度を濃 . . . 本文を読む
■「徳治主義」・「仁政」
また別のトピックで論語だけで書きたかったんだけど、ちょい前に友人たちと論語の輪読会をやったのですね(→今は上海におる、友人のShin.K氏がブログに書いた感想も、感性を刺激される!)。
孔子が理想とした政治は、「徳治主義」・「仁政」というもの。
ちゃんとした徳(仁・義・礼・智・信)を備えたものが、「修己治人」(自分を磨き、徳のある人材を採用する)を信条にし、礼にした . . . 本文を読む
■まず、竹内 整一先生について
竹内整一先生は、倫理学とか日本思想史が専門の、東大文学部倫理学教授です。竹内先生とは長い仲でもあります。
自分が大学3年のときから、いろんな縁で竹内先生のゼミに勝手に出入りするようになった。
元々は、東大哲学系の教授とか、偉い先生たちとの小さい研究会のようなもので、総勢10人くらいのゼミ。多分野で人間の尊厳とか生命倫理とか語りましょうよ。ってゼミ。
文学、イ . . . 本文を読む
時には雑多な話題を。
ほんとはブログってこんな感じのはず!
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1.KYOTO!
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土日で、京都KYOTO!に行ってきました。
心臓カテーテル治療の若手を日本全国から集めて、タコつぼ的に合宿で勉強するって企画。
応募殺到 . . . 本文を読む
■浦沢直樹:『20世紀少年』(全22巻)、『21世紀少年』(上下巻)
『20世紀少年』と『21世紀少年』(→これで話は完結する)をついに読了しました。
唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子・・とかで映画化されて話題になってるし、その前にってことで。
『20世紀少年』が全22巻、『21世紀少年』は上・下巻の2巻。
長かったなー。
でも、相当おもしろかった!大興奮!
興奮の余熱でいつも文章を書くワタク . . . 本文を読む
Salyu 武道館LIVE、行ってきました。
武道館も、ビートルズがLIVEやってくれたおかげで、音楽を武道館で聞けるようになったんですよね。ありがとう!ビートルズ!
今回は『Merkmal』(ドイツ語で目標とか道しるべの意味らしい)っていうベストアルバムのLIVE。デビューして10年って言ってたけど、そんなやってとは!28歳だから2個下。わしも足踏みしとらんで、がんばらんといかんなー。
Sa . . . 本文を読む
■『風の旅人』 36号 「時と転」 2009年2月
2009年2月、最新号の『風の旅人』 36号 「時と転」が届いたので一気に読んでみた。
今までは2ヶ月に1度というハイスピードで刊行されていたけれど、今後は4ヶ月に1度の発行になる。
個人的には、スピードよりもゆっくり継続していくこと自体を重視しているので、年に1回になろうと、数年に1回になろうと、是非ともこの雑誌は果てしなく続いてほしいと思 . . . 本文を読む
◆横浜ダンスコレクション
横浜ダンスコレクション、なるものに、横浜赤レンガ倉庫までIS氏と見に行ってきました。(本当は2月8日の日曜までやってますよ!)
Is氏とはプロジェクト大山の踊りを見に行ったつながりで、なんとなく踊りを見に行く仲間みたいになってきてるんだけど(笑)、まあこれも縁です。
→プロジェクト大山に関しては以前見に行った記事を参照
→→→『よい踊りを見た。そして、感じ、思ったこ . . . 本文を読む
■手塚治虫『ブッダ』
当直の夜中に、久しぶりに手塚治虫『ブッダ』全12巻を読んでみた。
久し振りといっても、多分5回目。
大学3年以降一度も読んでなかったので8年ぶりくらいになります。
手塚作品って、自分の成長とともに感じることが違うというか、これが偉大な漫画なんでしょうね。
自分の心境や成長に応じて、読み解けるものがどんどん変わって、深くなっていく。素晴らしい作品の「深み」とか「奥行き」が分 . . . 本文を読む