古代ギリシャと古代日本をつなぐ新作能『冥府行 ~ネキア』。
古代ギリシャの長編叙事詩であるホメロス「オデュッセイア」を能に仕立てたものです。
2016/1/20での国立能楽堂での再演を見て、本当に素晴らしい能でした。
【10/11火曜日午後18時30分開演 @京都観世会館】
で再演されます!!京都辺りにお住いの方、是非ご覧ください!!
もういつ再演されるか分かりません。
主人公となるシテは . . . 本文を読む
(写真は「ぴあMUSIC COMPLEX Vol.6」(2016/9/27))
NHKのSONGSスペシャル「宇多田ヒカル ~人間・宇多田ヒカル 今「母」を歌う~」
すごかった。。。
○NHK SONGSスペシャル 宇多田ヒカル ~人間・宇多田ヒカル 今「母」を歌う~(2016年9月22日)
宇多田さん、お母さんのいのちとひとつになっていた。光のように重なり合っていた。仕草や口の形や . . . 本文を読む
自分が史上最高に好きなアーティスト、Nina Simone.
ニーナ・シモンをゾーイ・サルダナが演じる伝記映画『Nina』(監督・脚本 シンシア・モート)は全米で2016年4月に公開されているようだが、まだ日本では公開されていない。舞台裏の荒れた私生活も描いた、かなり衝撃的な映画のようだ。
それと呼応して、彼女のドキュメンタリー『ニーナ・シモン―魂の歌』(原題 What Happened, . . . 本文を読む
次号のYogini(Vol.54 9/20発売)で、<プラーナを科学的視点で見てみると>という難しいお題をもらった。
プラーナはヨガやインド哲学用語なので、その用語の定義を解説したりせずに、その言葉が指し示す本質の方を書いてみました。
科学的とか、科学で証明された、という話はよく聞きますが、そもそものの<科学>自体が指し示す本質の方を書いてみました。
指の先を見るのではなく、指の先が指し示す月の方 . . . 本文を読む
武田宗典さんも仕舞「放下僧 小歌」で出られていたので、セルリアンタワーに『はじめて能 花鳥風月の心』を見に行った。満員だった。
自分は夜の部を見たが、ダイジェスト能(解説付)「菊慈童」と書いてあったが、装束も地謡い、笛、小鼓・大鼓、太鼓も通常の能舞台とまったく変わらず、こうした高い質を保ちながら解説を交えて行われる能舞台は素晴らしかった。
出演者の皆さんの「能の素晴らしさ深さを伝えたい」という熱 . . . 本文を読む
『あなた、その川を渡らないで』(監督・撮影:チン・モヨン 2014年 韓国)という映画を見た。
号泣につぐ号泣。自分の体を浄化するように涙がこぼれおちてきた。
色んなタイミングで、ふと涙がこぼれた。
98歳の夫と89歳の妻。結婚76年目の夫婦生活を映したドキュメンタリー映画。
通常のドキュメンタリー映画と違い、定点観測のように一定の距離を保ちながら淡々と映像は流れて行き、撮影者のコメントも全く . . . 本文を読む
アナウンスいつつです。
友人ひとつ。
自分個人のがみっつ。
あとは自分が協力しているのがひとつです。
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ベルリン在住の渡辺真也さんの初監督作品
映画『Soul Odyssey - ユーラシアを探して』
の日本プレミア上映が、渋谷UpLinkであります。
実は、自分も少し映画のサポートをさせてもらっています。
10月17日(月)、24日(月)、30日(日)の3日ですが、
上映後はそれ . . . 本文を読む
NHK 100分 de 名著はいい番組だ。
今回は「苦海浄土」(石牟礼道子さん)。
しかも解説が若松英輔さんという素晴らしい組み合わせ!!
○NHK 100分 de 名著
○名著58 「苦海浄土」(石牟礼道子)
夏川結衣さんが朗読をされていて、素晴らしいキャスティングだと思った。
なぜなら、「苦海浄土」は熊本弁のリズムが主旋律となっていて、夏川さんは熊本生まれの女優さんだから。熊本弁の朗読はさ . . . 本文を読む
大友良英さんが総合ディレクションされているので、東京駅にアンサンブルズ東京を見に行く。
東京駅と皇居をつなぐ広い野外空間で、お客さんを交えながら参加型の音楽祭。
東京駅前の広い路上にみんなで作った大風呂敷を広げて、床に寝っ転がりながら見れる。東京駅前の路上で、寝ながら、星を見ながら、音楽を聞けるなんて最高の時間だった。
大友良英さん以外にも、いしいしんじさん、原田郁子さん、フレッド・フリスさん、 . . . 本文を読む
高砂淳二さんの写真展 「Dear Earth」を見に行ってきた。
なんと明日9/5まで。(最終日は15時まで!)
ただ、もし時間ある方は是非生で見に行ってください。一人でもそういう方がおられたら、、、と思いブログにすかさずUp。
この今の瞬間にも、遠い世界ではこうした神話的な時間が流れているのか、と、本当に感動。
何十億年の地球の歴史を見るかのようで、心と体がざわめきました。
水平の虹の写真 . . . 本文を読む
中納良恵(EGO-WRAPPIN')さん目当てで、中野サンプラザに<ザンジバルナイト 2016>を見に行く。
当直明けのままで1時間しか寝てなかったので夢見の意識で見た。
総合司会がリリー・フランキーさん、 ミッツ・マングローブさん。
ゲスト歌手が多彩。
中納良恵さん(EGO-WRAPPIN')、大塚愛さん、 研ナオコさん、ハナレグミ 、PUFFY、 星屑スキャット 、 マキタ . . . 本文を読む
■西本喜美子さんのセルフポートレート
熊本にこういうお母さんがいるっていうのは勇気づけられる。
西本喜美子さんは88歳。本当に面白い。自分が被写体になっている時の表情が絶妙。
生きることが芸術そのものになっているのは生き方の理想。
作品や人生の中に、笑いや愛や優しさや、適量の毒が混入されている配合も絶妙です。
ちなみに、自分の高校時代の座右の本は、岡本太郎の「自分の中に毒を持て」。
○広島県 . . . 本文を読む