傳田光洋さんの「第三の脳 -皮膚から考える命、こころ、世界」朝日出版社(2007/7/18)を読みました。
第一線の研究者が一般読者向けにわかりやすく解説していて、とても分かりやすく面白かった。
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<内容紹介>
たたみ一畳分の大きさ、重さ約三キロ――皮膚は人間の最大の「臓器」だ。
色を識別し、電波を発信し、情報処理を行う表皮細胞。
感じるだけが皮膚の仕事で . . . 本文を読む
2013年4月 購入本
■1970年代
○横尾 忠則 (著), 亀岡 恵子 (編集), 中山 真姫 (編集) 「アクエリアス時代の子―音楽的制覇」深夜叢書社 (1979/03)
■1980年代
○鎮目恭夫「自我と宇宙―わが科学論」みすず書房 (1982/01)
○横尾 忠則「地球の果てまでつれてって」文春文庫(1986/03)
○山折哲雄, 鎌田東二「オカルト・ジャパン (ポリフォニー・ . . . 本文を読む
美輪明宏さん(美輪さま)の「黒蜥蜴」を見てきました。
4月5日(金)~5月6日(月・祝)まで ル・テアトル銀座にて。
原作は江戸川乱歩!、 脚本は三島由紀夫!!
主演だけでなく、演出・美術・衣裳!!まで全て美輪さんがご担当。
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心の中では、あなたが泥棒で、私が探偵だった。
だって、あなたは私の心を盗んだのだから。
舞台『黒蜥蜴』は、1934年に発表さ . . . 本文を読む
■フランシス・ベーコン
東京国立近代美術館で「フランシス・ベーコン展」を5/26までやっている。
意外に人がすいていた。早朝に行ったからかもしれない。
展覧会はとてもよかった。
フランシス・ベーコンは、相当に昔から好きな画家。同名の哲学者もいるが別人。
1909年-1992年。アイルランド生まれ。
画集は何冊か持っている。若い時期はよく眺めていた。
この人の作品はあまりに人気があっ . . . 本文を読む
いろいろ行きたい展示あるなー。
展覧会に行くと、その作家の人生の凝縮を見ているようで、胸が熱くなる。
その作家の数十年の「思い」を、形をかえて見ている。そのことを思うだけで胸が熱くなるのを感じる。
器用な人も、不器用な人もこの世界にはいる。そして、画家が必ずしも器用と言うわけではない。その格闘がキャンバスに現れる。
器用とか上手いとか、それはそれぞれ個人の基準でしかない。決して人と比べるもので . . . 本文を読む
渋谷bunkamuraの「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」。会期ぎりぎりに言ってきた。
3/9から4/21まで。1カ月の会期は厳しい。なんとか行けた。
ルーベンスで知らなかったところ、
1.多言語を操る(ネーデルラント語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ラテン語など・・)、歴史や文学への知識も深い。学位や貴族の称号も得た。を手にしている。
2.8人も子供がいた。(うち一人 . . . 本文を読む
随想の断想。
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その人の自我が「ブロック」している事柄。いつのまにかに無意識でオートになっている。
その「ブロック」があることでその人は不自由になっているのだけど、その不自由さは「自由」を体験しないとなかなか分からない。
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自我が「ブロック」しようとするものは、おそらく何かを守ろうとしたためだと思う。
守ろうとした「何か」は、その人の根源に関わるもっとも大切な神殿のような場所。祭壇のような . . . 本文を読む
宮本亜門さんの対談本、「宮本亜門の バタアシ人生」世界文化社 (2008/10/22) を読みました。
こんな本出てるなんて知らなかったー!対談相手がとにかく豪華。亜門さんの壮絶な過去も衝撃だった。
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<内容(「MARC」データベースより)>
僕だって、もがいていた!
宮本亜門が、よしもとばなな、サンディー、村上和雄、横尾忠則ら11人と、目に . . . 本文を読む
写真家 林ナツミさんの写真が面白い。ほぼ全部見てしまった。
エスパー魔美のよう。和むー。
■「よわよわカメラウーマン日記」
■写真家 林ナツミさんインタビュー
「地に足がついていない」と言われるのがコンプレックスで、相変わらずそれが解消されないので、それを逆手にとってこういう写真をとった、というのが面白い!ジョークが効いてる!
こういうありふれたものを深くシンプルにしていき、それでいて愉 . . . 本文を読む
●1980年代
○「神道聖典」仏教伝道協会(1983/01)
○荒俣 宏「99万年の叡智―近代非理性的運動史を解く」平河出版社 (1985/09)
○河合隼雄「心理療法論考」新曜社 (1986/02)
○西川 隆範「シュタイナー思想入門(ロサ・ミスティカ叢書)」白馬書房 (1987/12)
○網野善彦、宮田登、上野千鶴子「日本王権論」春秋社 (1988/01)
●1990年代
. . . 本文を読む
本職の仕事が忙しく、その合間に論文読んだり書いたり発表したり。
好きな本も全然読めません。
科学の世界も色々と面白い発表が出てて、脳科学、宇宙論、地学・・・寄り道して最新の研究を学習していると、これまた本職の仕事が進みません。。。(ガンバレ!ジブン!)
●夢解読(『Science』)は、MRI内で寝てもらって、夢を見てるような脳波を見たらすかさず起こして、脳波のデジタル信号と実際に見た夢のイメー . . . 本文を読む
国立科学博物館で6/9まで「グレートジャーニー 人類の旅」展をやってます。
探検家で医師で、今は武蔵野美術大学教授をされてる関野吉晴さんがされていた世界横断、人類の起源をたどる旅。
ほぼ日で糸井さんとの対談が行われていますが、これまた面白い!
●関根さん糸井さん対談
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関野
でも、ぼくには武器がひとつあって、
それは「時間をかける」ことなんです。
やりたいこ . . . 本文を読む
ミチオ カクさんの「サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か」日本放送出版協会 (2008/10/25) を読みました。面白かったー。
原題はPhysics of Impossible。不可能の物理学。
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<内容紹介>
『スター・ウォーズ』の世界はすぐそこにある!
タイムトラベル、テレポーテーション、サイコキネシス......
SF世 . . . 本文を読む