渡辺哲夫さんの「知覚の呪縛―病理学的考察」(ちくま学芸文庫)を読みました。
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重篤な分裂病者の言葉に徹底的に耳を傾け、その世界に身を投じ、自らを変容させ、
その変容を論理的に記述、分析、哲学的考察を加えることで、初めて立ち現れてくる分裂病者の世界。
私たちが抱く「分裂病」の一般的イメージを根底より破壊する衝撃の一冊。
渡辺/哲夫
1949年 . . . 本文を読む
三浦雄一郎さん世界最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功。すごい。。。
去年は渡邉玉枝さんが73歳という女性での世界最高齢で登頂したし。。。
●エベレスト登頂 三浦さん出身の青森からも喜びの声「人類の可能性の扉開いた」 産経新聞 5月23日(木)17時18分配信
●三浦雄一郎さん 80歳でエベレスト登頂に成功 NHK5月23日 12時27分
●ミウラドルフィンズトップページ
●73歳でエベレス . . . 本文を読む
国立西洋美術館は、
普段は午前9時30分~午後5時30分だけど、
毎週金曜日だけ午前9時30分~午後8時
で遅くまで空いてるから狙い目かもしれない。
ラファエロ終わる前に行かなくちゃー。
<memo>行きたい展示
国立西洋美術館
「ラファエロ展」
2013年3月2日(土)~6月2日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館
オディロン・ルドン 夢の起源
4/20~6/23
東京国立 . . . 本文を読む
ガブリエル ガルシア=マルケスの「百年の孤独(1967)」新潮社;改訳版(2006/12)を読みました。
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<内容(「BOOK」データベースより)>
蜃気楼の村マコンド。
その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、
村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、
絶望と野望、苦悶と悦楽 . . . 本文を読む
いんやくりお君の「自分をえらんで生まれてきたよ」サンマーク出版 (2012/5/23)を読了。感動。
分厚い哲学書以上の深い内容が込められていると感じた。
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<内容紹介>
【マスコミに紹介され大反響! 】
著者のいんやくりおくんは、生まれ . . . 本文を読む
東京・上野の国立科学博物館で、関野さんのグレートジャーニー展を見てきました。
6/9まで。ラファエロ展は大行列でしたが、こちらは比較的すいてました。
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以前、糸井さんと関野さんとの対談も、紹介しました。
⇒「グレートジャーニー」(2013-04-03)
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一番感動したのは、カヌー作りの工程と、カヌーでの旅。
関野さんの学生さんたちと、砂鉄をとるとこから始め、鉄器をつくることから始 . . . 本文を読む
ミッチ・アルボム(著),別宮貞徳(訳)「普及版 モリー先生との火曜」NHK出版; 普及版 (2004/11/21)
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「ミッチ、私は死にかけているんだよ」
16年ぶりに再会した恩師、モリー・シュワルツ教授はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。
忍び寄る死の影。「あと4か月か5か月かな」。
だが、その顔には昔と変わらぬ笑顔があった。
「こ . . . 本文を読む
山川偉也さんの『哲学者ディオゲネス 世界市民の原像』講談社学術文庫(2008/1/10) を読みました。
すごく面白い本だった。面白いというか、興味深いというか。
ディオゲネスが自由すぎてこちらの常識がひっくりかえる。
こういう逸話がこの21世紀に未だに伝わっているのが不思議でたまらないけれど、誰かが伝え続けるほどの魅力があったからこそ、だろう。
アレクサンダー大王が魅了されたのが分かる。
. . . 本文を読む
プロレスラーの小橋健太が引退した。
自分は、全ての哲学のエッセンスは漫画とプロレスから学んだと、今でも思っている。
たいていの人生哲学も深遠な哲学も、すべてそこに詰まっていると、今でも思っている。
プロレスラーでは小橋が一番好きだ。
もちろん、猪木も馬場も鶴田も三沢も川田も橋本も前田も長州も藤波も永田も・・・・好き。
自分の小中高は毎週プロレスの歩みと共にあった。
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プロレスを . . . 本文を読む
学校の歴史で習う古代文明のはるか昔に超古代文明が存在していて、今よりずっと科学やテクノロジーが発達していた時代があった、と考えるのには夢がある。
手塚治虫の漫画「海のトリトン」にもアトランティス大陸は出てくる。
アトランティス大陸は、哲学者プラトンが著書『ティマイオス』、『クリティアス』で記述した伝説上の大陸と王国のこと。強大な軍事力で世界の覇権を握ろうとしたが、ゼウスの怒りに触れて海中に . . . 本文を読む
磯田道史さんの「日本人の叡智 (新潮新書)」(2011/4)を読んで、山岡鉄舟の生き様に感動して、色々と調べてみた。さらに好きになった。
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山岡鉄舟(1836-1888)は、、幕末の幕臣、明治時代の政治家、思想家。剣・禅・書の達人としても知られる。
鉄舟は号、他に一楽斎。通称は鉄太郎。
一刀正伝無刀流(無刀流)の開祖。「幕末の三舟」のひとり(他の二舟は高橋泥舟と勝海舟)。栄典は従三位勲二 . . . 本文を読む
磯田道史さんの「日本人の叡智 (新潮新書)」(2011/4)を読みました。
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<内容(「BOOK」データベースより)>
先達の言葉にこそ、この国の叡智が詰まっている。
仁愛を決断の基本とした小早川隆景、一癖ある者を登用した島津斉彬、時間と進歩の価値を熟知していた秋山真之、
教養の正体を見抜いていた内田百聞(けん)、学問を支えるのは情緒と説いた岡潔…。
約五百年にわたる . . . 本文を読む
「願い」は、基本的に叶うものだと思う。
「引き寄せの法則」が言うように、基本的には本当に何かを引き寄せている。
そこで重要なことは、「願い」が素直であるか、純粋であるか、という点だろう。
表面の「願い」ではなく、根っこの本心の「願い」であるかどうか。
根っこの部分は、その人自身にしか永遠に分からない。
誰かを、何かを、引き寄せたいと願うとき、そこに純粋ではない思いが混ざると、複雑で分かり . . . 本文を読む
GW中。やっと自分の時間ができる。GWを学ぶ時間にあてている。さらに空いた時間を仕事に費やしている。その合間にブログを書いている。
「自分の施設を地域一に!」「自分の施設を世界一に!」というフレーズを聞くことがある。
今の医療の世界は、もともと狭い。どんな世界でも、ジャンル分けすれば世界は狭くなる。
「自分の施設だけがよくなればいい」という発想は、ずれている、と思う。
自分の施設「だけ」ではな . . . 本文を読む