映画『インセプション』観ましたか?
すごく面白い!!
頭をすごく使うし、集中して見ないといかんけど、またDVDで観たくなる。
すごくいい映画。
これこそ、映像でしか表現できない世界観だと思う。
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原題:Inception
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
ストーリー:
「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が、オリジナル脚本で描くSFアクション大作 . . . 本文を読む
■「イメージ」の力
「イメージ」が持つ力は強い。
イメージがどんなにデタラメに見えても、それ自体が強い生命力を持つ。
噂や偏見というものも、「イメージの力」そのものの伝播力の強さだと思う。
相手がどう思うかとか相手の心情とかはどうでもよくなっていて、単に立場が弱い一点を見つけて、そこめがけてイメージの力が襲いかかるようだ。
誰かが抱えるモヤモヤしたものとイメージそのものの力が結びつくことで、 . . . 本文を読む
病院の裏門辺りで、遠くから人が走ってきた。
「すみません、心療内科どこですか?心療内科どこですか?」
と言われた。
話しながらもこちらの目は全く見ずに、周りをきょろきょろ見ている。
最初から最後まで一度も視線はあわなかった。
「心療内科と言っても、心療内科の医者がいる医局や研究室もあれば、心療内科の外来をやっているところもありますし、心療内科の入院棟というものもありますけど・・」
「いえ、そ . . . 本文を読む
■「言う」から「聞く」へ
ふと思う。
ちゃんと人の話を聞くことは、お互いにとって大事だ。
相手の話を聞くということ。
簡単なようで実際は行われていない。
自分の意見を強く持つこと、はっきり主張すること。
そういうことばかりが教えられている。
言うことも大事だけど、聞くことも大事だ。それは相補的なもの。
「言う」から「聞く」へ
仕事でもなんでもそうだけど、人の話をちゃんと聞くだけで、よ . . . 本文を読む
昼と夜。
昼は光の世界、夜は闇の世界。
昼は明るいだけではなくて暗い昼もある。
夜は暗いだけではなくて満月で明るい夜もある。
いづれにしても、昼と夜は同じようなバランスに保たれて動いている。
自然は長い知恵を持っている。
昼は明晰で意識の世界。
夜はあいまいで無意識の世界。
昼や光の世界だけで生きていると、その長すぎた昼はいづれ夜からの反逆を受ける。
夜は地下の世界。闇と影の世界 . . . 本文を読む
恵比寿の東京都写真美術館に行ってきた。
■写真
まずは写真から。
地下1階の「世界報道写真展2010」。
世界に散在する暴力的なもののすさまじさを見る。
集団の暴力、紛争、戦争・・・人類の巨大な影のようなものだ。
かたちのない「暴力的なもの」が、人を乗り物にして移動しているみたいに見えた。
「暴力的なもの」がかたちになると暴力とか殺人とかになる。
だから、「暴力的な」ヒトも、きっと元 . . . 本文を読む
■「ヤノマミ」=「人間」
「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」というDVDを購入した。
この番組は、2009年4月にNHKスペシャルで放映されたもので、反響が大きくて劇場公開もされ、それをDVDにしたもの。
当時のNHKスペシャルで見た時、自分がめくれるほどの衝撃を受けた。
「ヤノマミ族」とは、アマゾン最深部に1万年以上も独自の文化・風習を守り続けている部族のこと。
広大なジャング . . . 本文を読む
■
東京駅八重洲口にブリヂストン美術館がある。
そこの「ヘンリー・ムア 生命のかたち」展を見てきた。
ヘンリー・ムアの彫刻で、母子像があった。
丸い丸い造形。曲線の造形。
人と人とのつながりの原型のようなイメージを感じる。
丸みを帯びたフォルムは、包み込む、そして何かを生み出すイメージ。
母と子は最初はへその緒でつながっていて、その名残が僕らの「へそ」として残っている。
誰もがからだの真 . . . 本文を読む