北浦和にある埼玉県立近代美術館で「アール・ブリュット・ジャポネ展」が行われている。(2011年4月9日(土)~5月15日(日))
この展示は、滋賀県にある「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」とスイスのローザンヌにある「アール・ブリュット・コレクション」との連携でヨーロッパを巡回した展示。
パリ市立アル・サン・ピエール美術館での「ART BRUT JAPONAIS アール・ブリュット ジャ . . . 本文を読む
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『Awakenings(邦題:レナードの朝)』(1990年:アメリカ)
ロバート・デ・ニーロ (出演), ロビン・ウィリアムズ (出演), ペニー・マーシャル (監督)
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【2大名優が贈る30年振りの『奇跡』】
1920年代に流行した嗜眠性脳炎によって、30年もの間、半昏睡状態のレナ . . . 本文を読む
やっと時間ができて、国立新美術館の『シュルレアリスム展』に行き、すぐご近所のサントリー美術館の『夢に挑む コレクションの軌跡展』をはしごして見てきた。
『シュルレアリスム展』は、人間の脳の中へと、さらにその無意識の中へと入り込んでいった世界。
サントリー美術館での世界は、脳を消して自然の中へと、内界と外界の境界を消して美のイデアの中へと入り込んでいった世界だと感じた。
ふたつを並べてみただけに . . . 本文を読む
司馬遼太郎「十六の話」(中公文庫)という本を読んだ。
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二十一世紀に生きる人びとへの思いをこめて伝える「歴史から学んだ人間の生き方の基本的なことども」。
山片蟠桃や緒方洪庵の美しい生涯、井筒俊彦氏・開高健氏の思想と文学、「華厳をめぐる話」など十六の文集。
新たに井筒俊彦氏との対談「二十世紀末の闇と光」を収録。
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司馬遼太 . . . 本文を読む
『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年仏)を見た。
あまりの完成度の高さと内容の深さに、観終わった後呆然として動けなかった。
(監督:ジュリアン・シュナーベル、出演:マチュー・アマルリック、原作:ジャン=ドミニク・ボビー「潜水服は蝶の夢を見る」(講談社))
2007年のフランスの映画で、原題は「Le scaphandre et le papillon:潜水鐘と蝶」。英題は「The Diving B . . . 本文を読む