医学部志望の受験生からの問い:
「医学部に入るのって大変ですよね。すごく努力したんですよね。
お医者さんの仕事って土日も正月も働かないといけなくて、夜中の呼び出しや緊急もあって、トラブルも色々あるし大変なんですよね。
どうやって日々メンタルケアしてるんですか。
医学部に入るには、大学受験でも、仕事になっても、とにかく大変そうだな、っていう情報ばっかりが入ってくるんですよね。」
自分の返答:
「努 . . . 本文を読む
すこしお知らせです。
慶應大学の前野隆司教授(システムデザイン・マネジメント研究科)のブログにもUpされていますが、
⇒○「無意識の整え方」(2015/12/26)
前野先生の対談本に、自分も光栄にも参加させていただきました。自分を入れて4人の対談本です。
⇒○「人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣」ワニブックス(2016/1/26)
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先日、国立能楽堂で 新作能『冥府行 ~ネキア』を観てきました。
それはそれは強く深く、心を動かされました。
自分のこころの深層を揺り動かされると、そこは明確な形をもった言語世界がない層です。その層に対応する言葉を見つけることができず、容易には言葉にできません。対応する言葉がすぐ近くには見当たらないのです。
その後、3日が経過しました。すると、自分の中に表現したいことばがふと浮かんできました。
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先日、こういう質問を受けた。
「見えない世界は大事ですよね。この世界は見えない世界に支えられていますよね。見える世界なんてほんの一部ですよね。
でも、こういう話をするとオカルトと言って馬鹿にされるんです。
こういう人たちってどうかしてますよね。
私が正しくて、オカルトと批判する人は間違っていますよね。」
・・・・・
自分はこう答えた。
「それは表現の問題だと思います。
オカルトと言われると言 . . . 本文を読む
ここ最近は仕事が忙しく、メール返信がせいぜいで、本を読む時間すらもない。
ただ、なぜか目の前にあった「更級日記」を読みふけった。
「更級日記」は、平安時代に菅原孝標女が書いた13歳から52歳までの約40年間の回想録。
彼女が40年の間に見た「夢」が、要所要所に重要な伏線・メタファーとして効いてくる。仮に「日記」の体裁をとった前衛的な芸術作品。
「更級」とは、
本文の「月も出でで 闇にくれたる . . . 本文を読む
年明けから怒涛の仕事の量と質により、やっと久々に落ち着いてパソコンの前にいます。
今日は自分の誕生日です。みなさんから個人メッセージを頂き感動しております。
自分は、誕生日は人に祝ってもらう日というよりも、自分が生まれたという現象そのものを、周囲に向けて感謝する日だと思っています。
忘れがちになる誕生という体験そのものを、年に1回は思い出させてくれる内省的な日として。外に対して表現する日として . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
お正月の元旦から働く人々に、思わず深く頭を下げて感謝しました。ありがとうございます。
自分は2日から仕事初めです。
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熊本から東京行きの飛行機で、美しい富士山を見ました。
天と地をしっかりとつなぐように。
天から水滴が落ちているように。
自然の造形は、常に美しいものです。
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熊本の水前寺公園、出水神社に初もうでしました。
若く美しい二人の女性が幽玄の舞い . . . 本文を読む