NHKハートネットTVにて、
5/11水曜 20時-20時30分
『医心方』(日本最古の医学書)
が取り上げられます。
● NHKハートネットTV「心悩むあなたへ 古の東洋医学からのヒント」
2016年5月11日(水曜)再放送2016年5月18日(水曜) 20時-20時30分
自分も病院内の外来診察室で取材を受け、ほんの少しだけ出演します。
名作番組を数多く作っているNHK。
このハートネ . . . 本文を読む
からだ会議。
からだの中では、日々会議が起きている。
「おいおい、お前が言えよ・・」
「いやだよ、だって自分が悪者扱いされたり、邪魔者扱いされたり、毛嫌いされるだけなんだもん。そういうイヤな役を買って出るのはゴメンだね。お前が言えよ・・・」
「いやいや、だってこのご主人さんが死んだら、みんな困るじゃないか。せっかくひとつのいのちとして集まったんだから。
これ、奇跡でしょう。もう2度とないよね . . . 本文を読む
11/3は映画『かみさまとのやくそく』の上映会+シンポジウム。
とてもいいイベントだった。
数日の間は温泉に入っているようなホクホク、ポカポカした気分で日々を過ごした。日々の激務としての日常に戻りながらも、心地良い空気に包まれているような不思議な感覚。
当日は色々な人から助けて頂き、むしろみなさんへの感謝の思いの方が強く溢れた。
◆
映画『かみさまとのやくそく』(2014-03-25) . . . 本文を読む
あるおじいさんは、確かにひどい病気で、確かにかなりの年だ。
いつも元気であるそのおじいさんは、「生命力」のようなものが衰えている印象があった。
それは、直観的に感知されるものだ。
あくまでも自分の経験や知識の混合物から織りなされる主観的なもの。
そのおじいさんへ、いつも傍らにいるおばあさんが励ましていた。
『戦争で生き延びたんでしょう。なんでそんなに落ち込んでるの。元気出しなさいよ!
あな . . . 本文を読む
(「株」(2010-09-14)と同じ人の話し。)
&(「あおーの、でーもん」(2010-10-26)と同じ人の話し。)
(訪問診療で家にお邪魔している、94歳のおじいちゃんの話。)
「せんせい!!なんでピアノ弾いてるの!?」
「??」
「せんせい!!なんでピアノ弾いてるのって聞いてるの!?」
「??」
(横からおばあちゃんが)
「ああ、あのことね。
先生、いつもパソコンかなんだか知らないけど . . . 本文を読む
竹内先生の影響で「かなしみ」というやまと言葉を考えながら本を乱読している。
なかなかいい言葉を読んで、少し考えた。
死と悲しみについての言葉。
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親を亡くした人は、過去を失うのです。
配偶者を亡くした人は、現在を失うのです。
子を亡くした人は、未来を失うのです。
恋人、友人、知人を亡くした人は、自分の一部を失うのです。
******** . . . 本文を読む
大学病院で働き始めている。
色んな発見があり、日々面白い。
大学病院は迷宮。
もうどこがどこだかわかんないし、機能性なんて何も考えてない!
縦割りも横割りもどこ行く風の、全てが縦割り! 横との連携なんてナンセンス!縦割り最高!閉鎖性最高!
とにかく室内がドンヨリしていている。
世界を開くために、せいの!で全ての窓を全開に開けたくなる。
もう、全てがドヨーンと、鬱々とうっ滞してる感じ。
そ . . . 本文を読む
昨日、印象深い患者さんが亡くなった。
以前、死生観に造詣がある知り合いの方に、「印象的な死があれば、覚えているうちに記録しておいた方がいい。」と言われたこともあるし、少し書きとめてみようかと思う。
その人(仮にUさんとする)は、病気が判明してからの付き合いではあるけれど、元気な時はさぞ綺麗な人だったことが分かる女性の患者さん。頭もよくセンスもよくオシャレで若い女性。
本人によると、旦那 . . . 本文を読む
昨日は東大で久しぶりに死生学のゼミを聞きに行ってきました。
<死の臨床をささえるもの>というもの。
日常で仕事してると、専門分野の学会やシンポジウムはよく行くけど、
こういうやや哲学的な場に行くことが珍しくなってしまうので
なかなか勉強になる。
小学生の頃からずっと興味ある内容だから、話しててすごく面白い。
子供に戻る気がする。
ゲストの田口ランディさんが話してた<場の力>というのに興味をもった . . . 本文を読む
今日のTOKIOは生暖かいです。今日は朝から明日まで一晩中当直。色々書類を仕上げないと。生命保険の書類とかってボランティアの仕事なんですが、膨大に書くことが多いのでいつも時間かかります。このよき休日に終わらせないとね。 . . . 本文を読む