芸術家の方と対談するので、こういう事を考えていた。
(西林真紀子さん 「医芸一魂」 studio MOZAN)
Spirituality(たましい)は主観の追求であり、主観にこそ宝があり、主観の延長にこそ、その人オリジナルの人生がある。
「たましい」を客観化してしまうのは男性に多いが、客観化した時点で、「たましい」は失われる。
なぜなら、大事なのは自分と「たましい」との関係性だから。
客観化と . . . 本文を読む
(図はヘッケルの生物画です。Ernst Haeckel:Kunstformen der Natur 1899-1904 より。)
教育関係の雑誌である日本教育再生機構というところに文章を寄せました。
『いのちの歴史をみつめること』(4ページ分で長いですが、Shareさせてください。)
リレー連載『すべての学びは家庭から』というコーナーで、色々な人が文章を寄せているコーナーです。
以前も、東城百 . . . 本文を読む
原発の専門家の先生の話を聞いていて思ったことがある。
現代は、高度な専門分化の時代になった。
それぞれの専門分野は、専門外にはよく分からないのが実情。
閉鎖的な専門世界が起こす問題は、実際のところ専門外にはよく分からない問題が多い・・・・。
原発でも政治でも科学でも・・・なんでもそうだ。
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専門家の失敗に対して、批判したり文句を言うこともいいが、発想を転換させて、むしろ彼らを勇気づけること . . . 本文を読む
一条真也さんの「和を求めて」三五館 (2015/10/22)を読みました。
この本は「和」をテーマに一条さんの文章をつづったもの。
一条さんのブログは毎日読んでいます。
◆佐久間庸和の天下布礼日記
◆一条真也オフィシャルサイト
◆一条真也の新ハートフル・ブログ
こうして「和」をテーマに編まれた本を読むと、一条さんの根底には常に「和」の精神が一貫して流れていることを感じました。
本文にもあり . . . 本文を読む
(イルカの呼吸と発声の図は、岩堀修明「図解・感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上へ」より。名著!)
心療庵という場で話す「ひとのからだの歴史」話す資料を作っている。
ひとのからだの歴史を覗きに行っていたので、ここ数週間は数億年前の生命意識と同化していた。
数億年のギャップから、この現代生活に意識が馴染むのがなかなか難しい。
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ヒトと同じほ乳類の仲間であるのに、えら呼吸を肺呼吸へと . . . 本文を読む
東中野の梅若能楽学院会館にて、東京ノーヴィ・レパートリーシアターの古事記を見た。今回で3回目になるが、素晴らしい舞台だった。見れば見るほど深みが出る。
ロシアという風土を背景に持つアニシモフ芸術監督の作品。
アニシモフ監督から見えている日本神話のVisionを共有しているようでとても新鮮だった。
日本神話の神々を、笑顔として表現しているのが素晴らしい。笑顔ではじまり、天岩戸の神々の笑いで終わる . . . 本文を読む
仏生山温泉の楽しかった2日間の余韻がいまだに体に残る・・・。
先日は、大学時代の友人と万葉集の読書会をしました。
「万葉集 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)」
このシリーズは本当に分かりやすくて、導入としては最高の本。
いろいろな古典をよむ輪読会は、もう8年近く続けている。
Walt Disneyも
『夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。
それは、「Curiosit . . . 本文を読む
能楽師の安田登先生が企画された『イナンナの冥界下り』を観に、渋谷のセルリアンタワー能楽堂まで行ってきました。
素晴らしい舞台だった。お能というより、お能の枠を拡張させた総合芸術だと思った。
何かとんでもなく新しく斬新な未来的なものを見た余韻が残る。
すこし自分の意識の枠をずらして揺らして振動させて、意識の枠組みをグイグイと拡張させないと、適切な形で受容できないような。
先日の杉本博司さんの新作 . . . 本文を読む
今日は11.11という対称性を内に潜む象徴的な日だった。
こういう象徴的な日に観劇するものは、自分の潜在意識と何か不思議な符合が起きている。
意識で気付くか気付かないかとには関係なく。
池袋の<あうるすぽっと>で、現代美術作家・杉本博司さんの新作能「巣鴨塚」を見た。
深い感動を受けた・・。
まだ余韻が残る。
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『春の便り~能「巣鴨塚」より~』
2015年11月11日 . . . 本文を読む
齋藤陽道(はるみち)さんからの宣伝です。
(アップしてある写真は<自由に使ってください>と本人がおっしゃってくれているので、ブログ上にUpさせてもらっております。)
日本財団アール・ブリュット合同企画として、
3331Arts Chiyodaアーツ千代田(千代田区外神田6丁目11-14)にて、
齋藤陽道展「なにものか」が行われています。
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齋藤陽道展「なにものか」
2015年11月8 . . . 本文を読む
香川県の仏生山温泉に行ってきました。
衝撃な泉質で感動。今までで最高峰の泉質。
肌にまとわりつくようにサラサラ・ヌルヌルした泉質は、胎児の羊水のような。なでられているような優しい水の肌触り。
色んな温度があって、だからこそ何時間も浸かれてしまう。
仏生山だけに、その人の仏性が現れてくるような、身も心も丸裸になるような温泉でした。
○仏生山温泉
○モダンでオシャレな空間美。泉質も大満足の「仏生 . . . 本文を読む
自分に絵をプレゼントしていただけるとのことで、居川晶子さん御家族が遥々神戸から東京まで遊びにこられました。
その時に、色々な絵を見せて頂いた。試作品のカレンダーまで頂いてしまった。感動!(自分は、このカレンダーをスケジュール帳として使いたい)
○いかわあきこ (居川晶子) カラフルアート - Yahoo!ブログ
居川晶子さんはダウン症なので、お母さんもお父さんも、幼少時は色々と悩まれたようだ。 . . . 本文を読む
最近はバタバタあわただしい。
そんなときは月と対話する。
月のリズムの方が、生命の歴史は長い。
人間の臓器に、月へんが多いのは偶然ではないだろう。心臓、腎臓、肝臓、脾臓、腸、脳・・・・。どこを見ても月ばかり。
太陰暦と太陽暦。
太陰暦は海のリズム。太陽暦は陸のリズム。
海のリズムは波のリズム。波は風や月の引力が引き出すリズム。引き潮と満ち潮の数億年に渡る繰り返しを、生命は全身に浴びていた。
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