小林秀雄「人生について」 2011-12-11 10:04:49 | 本 小林秀雄さんの「人生について」中公文庫(1978)という本を何度も読んでいる。 小林秀雄の文章は、水平方向に日本語の文字を並べただけではなく、その奥の方への意味を感じさせるのに十分な立体感がある。 文字に凝縮したものは必ずしも2次元で平面的なものではなくて。 紙にインクを垂らしたものではなく、印刷機を通過した紙の束なりでもない。 人体が心臓や脳髄や肝臓・・・の部品だけからなるわけではないのと同じ . . . 本文を読む