日常

井筒俊彦『神秘哲学』

2015-08-04 00:03:13 | 
井筒俊彦先生の本は、知性と熱情が幾層にも織りなされていて、すごい。 何十年も何百年も読み継がれる本というのは、こういうものなんだろう。 井筒俊彦『神秘哲学』 4章立ての構成。 「ソクラテス以前の神秘哲学」、「プラトンの神秘哲学」、「アリストテレスの神秘哲学」、「プロティノスの神秘哲学」 哲学の誕生について。 紀元前6世紀以前、人々は異神であるディオニュソスの憑依を通じて新たな神を知っ . . . 本文を読む