観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

じゅんばんこ

2008-11-02 05:59:45 | 政治システム・理論
よく考えてみれば、じゅんばんこは日本の習慣(場合により悪習)か。自民党でも総裁選とかでその理屈が出るときありますね。こればっかりは止めてほしいものです。政治権力はプロセスを大事にして優秀な人を選ぶようにしないと。選挙のあり方自体を考えないとダメかもしれません。麻生氏には過去の総裁選の経緯(地方で票をもらったこと)を大事ににしてもらいたいです。

政権交代論のナンセンス

2008-11-02 04:46:18 | 政治システム・理論
現状、私は政権交代論こそが日本の政治を悪くしている最大の原因ではないかと思います。自民党が長期政権だから(動かしようのない事実)政権交代というわけですが、それに甘えて無茶をやっているのではないかということですね。政局を混乱させているのは衆目一致するところ民主党サイドだったはず(審議拒否に賛成の世論はなかったはず)ですけど、自公政権のせいにしてたよなぁ・・・夏前の話ですけどね。自分で混乱させといて、混乱は時の政権のせいにするのだから、一言、最低かと。

まぁ解散するしないで、最近与党サイドが混乱させたのも間違いないです。民主党サイドがそれを言う資格はないですけどね。解散なんて首相次第に関わらず、ダメ元(?)政局で政治を混乱させ続けた民主党にはね。自公身内が解散をせまるのって、運命共同体だからありなのであって、ライバルの有利にするはずがないでしょうに。主唱者の小沢氏が小選挙区制で(政権交代が現実味を帯びて)、こうなると予測できていない(ように見える)のは、結構致命的なのでは。

更に別の見方でいくと、常識的に考えてですね、ほとんど政権を担当してこなかった人達が政権を担当しようというわけですから、政策・能力は最大限アピールしていかないといけないわけで、審議拒否とか抵抗戦術とか意味不明じゃないですかね。与党は良くも悪くも実績があるわけで、調べようと思えば逃げられないでしょう。野党こそが長期間実績のない人達こそがアピールしないといけないですよね。中身について。日本のリーダー(達)を選ぶんですよ?いつから幼稚にじゅんばんこになったんでしょうか。今頃公約とか出してアピール始めてますけど、始めからやれよと思います。

学者の名前を素人が出していいか分からない(政治家はいいんですよ、有権者なんだから)ので、今回は名前を出すのはパスしますが、春先とある有名政治学者のブログを見に行って、野党は混乱させて当然のようなことを書いていて、一瞬で二度と見ない思いましたね。こういう人がいるから、やるんでしょうね。政権交代や生活が第一を言わせているとか社会民主主義とか言ってる人ですけど。まぁ、彼に限らず、政権交代を未だに言っている政治学者は結構いますね。でも、表に出ている印象ほど、それが政治学者の大勢だとは思えないのですが・・・。ちゃんと競争しないとダメでしょう。今回は政権交代、最終的には評価でというようなのも最近見ましたけど変な話で、政権交代と結論を固定したら悪くなるしかないと思いますが。競争にはもうなっているのだから・・・と(うろ覚えでスミマセン)マトモなことを言った有名政治学者もいるんですけどね。

ここまで書いといてなんですが(現状の政権交代論の及ぼす影響は最悪に近いと思いますが)、政権交代論全否定でもないので、それについてはまた後日書きます。政権交代論はともかく、政策・総合的な能力が民主党が上かどうかについても、また後日。民主党の政策が自公よりいい、マシという意見も結構見ますが、彼らは一般に批判されてない(野党を検証するという習慣がない)だけなので、素人が見てもボロだらけだと思いますよ。こうなると分かってて、小沢氏は公約を積極的に出したくなかったんだろうなぁと想像します(もともと民主党の能力は信頼してなかったですよね)。