観測にまつわる問題

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党内コンセンサス

2008-11-22 08:10:49 | 政局・政治情勢
改革派・保守派・リベラル派問わず、自民党は周囲の目を気にしない総裁・自党批判が多すぎますね。これは中選挙区時代に染み付いた体質だと思いますが、民主党を利しているだけですね。特に改革派は気持ちは分かりますがお止めになったほうがいいと思います。言ってることは間違ってなくても、言い方には気をつけるべきだし、時には我慢も必要でしょう。私も元来の体質は自民党の改革派と似たようなものだと思いますが、さすがに手法の不味さは改めるよう努力しているつもりです(別に党員でもないのですが、こうやって支持してコメントも出しているわけで)。党内・政権内の特定人物・特定勢力を公に問題人物・抵抗勢力扱いするかのような手法が、可笑しなことばかりを言う・やる民主党が相対的に評価されている原因ではないかと思うわけです。党内でコンセンサスを取れないなら、それがその党の等身大の実力なのではないでしょうか。等身大の実力が見えないと周囲に混乱をもたらしますし、政治全体のためにならないでしょう。

民主党では改革派の一部が時々党内のコンセンサスを重視するとの限定条件付で意見を言うぐらいで、自民党との外見的な一致度の差は歴然としていると思います。意見は自民党以上にバラバラであるにも関わらずです。代表選でも候補者を押しつぶしたように、党内でまともに論争すらできていない政党ですが、正しい・近い意見だからまとまっているように一般には見えているのではないですか。統一会派もバラバラのくせに妙にまとまってますしね(このまま政権をとっても大事なことは何もできないでしょうし、良い判断はくだせないでしょう)。