観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

スーダンPKOの話に注目

2009-11-29 07:36:20 | 注目情報
MSN産経ニュース(スーダンPKOに数百人規模の部隊派遣検討)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091129/plc0911290121000-n1.htm

>国連平和維持活動(PKO)スーダン派遣団(UNMIS)について、岡田克也外相が数百人規模の自衛隊部隊を派遣する検討を外務省に指示していることが28日、分かった。すでに外務、防衛両省などによる調整も始まっている。鳩山政権はインド洋で補給活動中の海上自衛隊を来年1月に撤収する方針で、日本の国際貢献活動が細る中、PKOへの積極参加で人的貢献の実績づくりを図る狙いがある。

随分気合が入っています。スーダンダルフールと言えば、危ないところの代名詞みたいなものだったと記憶している(外務省HPで調べ直しました/アラブ系の多い北部と黒人系の多い南部の激しい争いがある)のですが。日本が(これまでやってこなかった)国際貢献(要するにボランティアです)を本当にやっていく気があるのであれば、実現すればその方向性・意志は明確になるでしょうし、私は良いことだと思います。3党合意で検索して出てきた朝日の3党連立合意の全文を読むと、スーダン派遣に障害があることは書いていません。寧ろ国連平和維持活動で主体的に役割を果たすわけですから、要請があったと記事にある以上、遅いぐらいです。常識的には産経の記事にもあるように社民党の反対(日本国憲法の「平和主義」を持ち出す)が予想されるのですが・・・。注目したいニュースです。

ところで、3党合意のその辺りを読んで少し気になったのが、アフガン関係のくだり。

>テロの温床を除去するために、アフガニスタンの実態を踏まえた支援策を検討し、「貧困の根絶」と「国家の再建」に主体的役割を果たす。

これは公約違反確実だろうと思います。主体的役割はどう見ても果たせそうにありません。どういうつもりだったのでしょうか。といいますか、これが出来なかったからとも考えられます。

もう一つの記事

2009-11-29 04:00:22 | 日記
予告のもう一つの記事はこちらです。少なくともこのブログでは問題を明らかにしようというのが目的で、「始めに」の内容とかぶるのでこの形となりました。

カテゴリー「始めに」の記事「著作権・リンクについて」を改訂。責任に関して、より明示しました。

2ケタ程度のIPしかないブログですが、不思議とそれに止まらない反応はございますので、何らかの形でいったん中継されていると思います。当然私の知ったことではありません。これを書いたところで、中継している方の自由に出来る可能性は高いでしょう。ですが、書くべきことは書いておきます。

直接当該記事を見てほしいのですが、ここで民主党批判を例に取っておきます。民主党サイトから引用して批判します。これは全く問題ありません。そして批判の内容に関しては私が文責を負います。当然民主党には(サイト内の文章以外)責任はありません。それと全く同様に(一日2ケタIP程度の)私のブログの内容を利用される方は、自身で責任を負ってください。私の与り知らぬことであり、当然至極だと思います。いいことがあっても(そう祈ります)、私が何かよこせと言うわけでもありません。

カテゴリー「始めに」の記事「趣旨・方針」も改訂。想定読者の部分を分かり易くしました。

このブログでは、よりマシという観点で政党を支持・選択するという政党政治を肯定しています。それがなければ、政治は現実的に機能しないでしょう。無党派層の方々は不快に思う可能性があります。また、自民党支持者なので、対抗政党である民主党の方々は特に不快に思うかもしれません。読んでいただけるなら歓迎しますが、逆恨みは勘弁してください。お互い様です。自民党支持者だが、お前に文句ありという方もいらっしゃるかもしれません。私も時折批判しますので、それもお互い様です。ただ、自民党は激しい内部批判が多すぎると感じています。政策論争はともかく、逸脱した排除論は控えた方が良いと思います。政党間で脱落を伴う競争があるからです。いずれにせよ、合わないと思えば、読むのを中止してください。

カテゴリー「始めに」の「コメントとトラックバックについて」「自己紹介・連絡先」「政治的スタンス」も一部改変しました。

党名変更(保守/リベラル問題)の経過

2009-11-29 02:02:00 | みんなでやろうぜ
MSN産経ニュース(党名変更の検討要請へ 自民・政権構想委 「世論の拒否反応」念頭)2009.11.25 23:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091125/stt0911252337014-n1.htm

>自民党の政権構想会議(議長・谷垣禎一(さだかず)総裁)が27日の会合で提出する第2次勧告に、党名変更の検討を促す内容が盛り込まれることが25日、わかった。

MSN産経ニュース(党名変更の検討も示唆 伊吹氏「差別化を」)2009.11.27 10:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091125/stt0911252337014-n1.htm

>自民党の政権構想会議(議長・谷垣禎一(さだかず)総裁)が27日の会合で提出する第2次勧告に、党名変更の検討を促す内容が盛り込まれることが25日、わかった。

この問題は、ここ最近何度かニュースになっていて、このブログでも23日に一度理念については記事(自民党綱領の修正提言へ)にしています。読めば分かると思いますが、私は名前を変えることには賛成ではありません。それでもなお、記事にしようと思い告知したのは・・・。

>伊吹文明議長代理は、2次勧告で焦点となる党名変更について「今の民主党政権が社会主義、国家社会主義的政党というのであれば党名を変える必要はないが、旧ソ連が崩壊し、多くの国が自由主義、市場経済を共通の社会を動かすイズムとして受け止めている。自由と民主のもとに保守かリベラルかという新しい旗を立てなければ差別化はできない」と述べ、検討の必要はあるとの認識を示した。

リベラルへの変更の可能性が明白に示唆されていたからに他なりません。自民党内にリベラルを自認する議員さんがそれなりにいらっしゃるのは、勿論知っています(幅広い意見があります)が、左派系諸団体を民主党が押さえているなかで、どうするつもりなのだろうと当然疑問に思いました(だから、リベラルデモクラティックパーティーという党名にあるように自由という言葉を大事にしていくというあたりで良いのではないかと思い記事にした次第です)。あえて強く言い切れば、自民党以外に日本政治を保守(守るべきは守り変えるべきは変えること)できる政党も存在しませんから、伝統を大事にしてほしいということも既にその時に書いています。右派団体をより押さえているのは自民党でしょう。普通に考えて党名変更は難しいのであり、理念についてそれに類することは書きましたが、この記事に最初に紹介したようにこの話題は繰り返されましたし、谷垣総裁の政治的立場もあるので、真面目に考えるというか検討してみてネタができたので記事予告(告知を日記に変更して残します)にしたわけです(反対を明示した上で書くつもりでした)。が、

MSN産経ニュース(保守 自民、言い換え? 「使い古された言葉」と批判)2009.11.28 06:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091125/stt0911252337014-n1.htm

>党名変更は、コストなどの問題があるとして、2次勧告では「検討項目」として盛り込む方針だ。

早くもトーンダウンしています。私も元々反対ですから、新たに書こうと思ったネタを公開するつもりもありません。あしからず。