尖閣問題、日中台3者協議や共同開発など提案 台湾・馬総統(MSN産経ニュース 2012.9.7 18:58)
>台湾の通信社、中央社などによると、馬総統は「和平対話、互恵協商」として日中、日台、中台の個別対話から、3者による共同利益協議を経て、段階的に資源共有や共同開発をめざすことを呼びかけたという。
共同開発とか協議とか美名(?)に騙されてはならない。ガス田の実態を見てみればいい。共同開発をやった後に残るのは不穏と不安定であることは間違いない。全部中国のものというのが中国の公式の考えであるから、日本を騙したり刺激したりするのを何とも思っていないのだ。信用できる要素など何処にもない。勿論、馬英九台湾も全く同じで、領有権で一歩も譲らないと言っている。だから、尖閣は全部自分達のものだと思っているのであり、彼らに譲って得するものは何も無い。ずっと強請られるネタにされるだけだ。
ではどうすれば良いのか?力で守り実効支配を強めれば良い(北方領土を見ても竹島を見てもそれが平穏と安定への近道だ)。中台がそれで治まらないというなら、日本を訴えれば良い。訴えるとなれば、自分達の主張の非正統性を自覚せざるを得ないだろう。裁判のために自分達の主張を検証するなかで、自分の非を自覚すれば、日本に対する理不尽な怒りも治まるということ。領有権での争いは領有権に関する問題を解決することが根本に決まっているのだ。
北方領土でも領有権問題を解決しないままの共同開発の提案はロシアによって断られている。それを通すのは、やはり無理筋なのだ。問題を解決しないまま、領土に引き入れるのは、実効支配側の大失敗に違いない。
馬英九はそんなに領有権論争に自信がある(運動家出身で領有権で一歩も引かないとしている)なら、その主張を堂々明らかにして、裁判所にでも訴えればいい。どうやって勝つつもりなのか分からないが。歴史的根拠とか言ったところで、明清の海禁と琉球の中継貿易国家の実態、明清の歴史書に残る中国のテリトリーは皆知っている。日本の実効支配の実態(民間によるもの)とそれの中国政府・民衆の明示的並びに黙示的な承認の実態も皆知っている。1970年代になってから主張しはじめたところで通用するはずもない。
>台湾の通信社、中央社などによると、馬総統は「和平対話、互恵協商」として日中、日台、中台の個別対話から、3者による共同利益協議を経て、段階的に資源共有や共同開発をめざすことを呼びかけたという。
共同開発とか協議とか美名(?)に騙されてはならない。ガス田の実態を見てみればいい。共同開発をやった後に残るのは不穏と不安定であることは間違いない。全部中国のものというのが中国の公式の考えであるから、日本を騙したり刺激したりするのを何とも思っていないのだ。信用できる要素など何処にもない。勿論、馬英九台湾も全く同じで、領有権で一歩も譲らないと言っている。だから、尖閣は全部自分達のものだと思っているのであり、彼らに譲って得するものは何も無い。ずっと強請られるネタにされるだけだ。
ではどうすれば良いのか?力で守り実効支配を強めれば良い(北方領土を見ても竹島を見てもそれが平穏と安定への近道だ)。中台がそれで治まらないというなら、日本を訴えれば良い。訴えるとなれば、自分達の主張の非正統性を自覚せざるを得ないだろう。裁判のために自分達の主張を検証するなかで、自分の非を自覚すれば、日本に対する理不尽な怒りも治まるということ。領有権での争いは領有権に関する問題を解決することが根本に決まっているのだ。
北方領土でも領有権問題を解決しないままの共同開発の提案はロシアによって断られている。それを通すのは、やはり無理筋なのだ。問題を解決しないまま、領土に引き入れるのは、実効支配側の大失敗に違いない。
馬英九はそんなに領有権論争に自信がある(運動家出身で領有権で一歩も引かないとしている)なら、その主張を堂々明らかにして、裁判所にでも訴えればいい。どうやって勝つつもりなのか分からないが。歴史的根拠とか言ったところで、明清の海禁と琉球の中継貿易国家の実態、明清の歴史書に残る中国のテリトリーは皆知っている。日本の実効支配の実態(民間によるもの)とそれの中国政府・民衆の明示的並びに黙示的な承認の実態も皆知っている。1970年代になってから主張しはじめたところで通用するはずもない。