観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

裏金問題はお金をかけた選挙の問題

2024-06-17 20:03:14 | 政局・政治情勢
野党とロシアは良く似ている。受け入れ不可能なくだらない(支持者受けの良い)「政策」をブチ上げて、拒否すると怒り出すという点において。政治団体献金と裏金問題にどんな関係があるのか。野党とはクレーマーみたいなもので、話半分で聞き流す程度で良い。

誰がパーティーに来たか分からないと癒着が分からない?そんなことはありません。癒着は例えば入札制度がシッカリしていれば分かります。条件が悪い方が入札で勝ったりしたら、癒着を疑うべきでしょうが、献金=癒着は短絡に過ぎます。政治を応援する企業団体はいないとでも?

透明に応援?因縁をつける野党みたいなクレーマーがうようよいる世界で?そんな馬鹿な。名前を出して応援する人も、名前を出さず応援する人がいても、どちらでも良く、どちらか一方でなければならないということはありません。ただ不正な、或いは違法なお金の使い道は有り得ないだろうということです。

裏金問題は軽くはありませんが、不記載の問題でしかありません。それを企業団体献金の廃止に繋げる野党は政治のこと、国民のことを何にも考えてない選挙パフォーマンス専門部隊に過ぎません。大体、裏金の問題は特定の派閥に偏っており、関係ない派閥はとばっちりを受けているんですね。

派閥の解散は一つの解だったはずで、大きな前進と思いますが、裏金に関係ない派閥が解散しなかったことで、誤解されている部分もあると思います(私は誤解されるのが悪いと1ミリも思っておらず、凡そ誤解する方が悪いが誤解されると損なので、誤解されないよう努力するべきと考えています)。

この際、政治のお金の使い道について考えるのは良いと思います。違法なお金の使い方が悪いのは勿論、無駄に不正にお金が政治資金が使われるのは、それ自体政治不信を招きますから。それでも違法行為をする政治家は捕まれば良い。不正ゼロなんて無理ですし、不正が少なければそれで良い。

ゼロリスク志向社会は逆に問題だという訳ですが、兎にも角にも、今回の件で不正蓄財を行って立件された人は一人もいないはずです。お金をかけた選挙をしたというのが自民党(安倍派)の罪かもしれませんが、それは政権を失うべき大罪と言えるでしょうか?

倍の売り上げを上げないと給与は倍にならない(生産性あれこれ)

2024-06-17 19:24:38 | 経済財政
倍働くことで、倍の生産性になるかですけど、通常なりません。仕事が2倍になったら、付加価値は2倍になり得ますが、生産性は据え置きなんですね。ただ仕事が2倍になっても、(個人に属する)売上が2倍にならなければ、生産性は寧ろ下がる恐れがあります。

売り上げにならない仕事はすればするほど、生産性を下げており、社会に寄与せず、努力が空回りして、下手をするとデフレ要因になります。つまり頑張るものが報われる社会は意外とデフレ社会になって、経済的にマイナスの可能性があります(あえて分かり易く極論を書いています)。

日本人の努力は評価するんですが、それが売り上げに関係するかを忘れている時があるような気がします。そういうところがデフレの一因じゃないでしょうか。結局何故その仕事が必要なのか何故お金を支払ってくれる人がいるのかということでしょうが、商売ですから、お金を払ってくれてナンボな訳です。

当たり前のようですが、あえて書かせてもらったのは、少子化だから、人口が2分の1になったら、2倍働けばいいのでは?みたいな意見を散見するからです。実際は2倍働いて給料を据え置かれたら、経済は一人あたりは据え置きで生産性は半分です。それが日本のデフレの本質かもしれませんよね?

大事なのは、2倍働いても働かなくてもいいんですが、2倍売り上げを上げて、2倍給与を貰えば、経済は働き手が2分の1になっても、経済は据え置かれます。無論、個人の給与は2倍になっていますから、物価が据え置きなら、1人当たりの付加価値は2倍になってはいる訳ですが。

これは容易なことではありませんが、経済を成長させるということはそういうことだと思っていいと思います。給与が倍になることは重要です。しかし売り上げが倍になっていないと倍の給与は払えません。売り上げに関係ない仕事ってありませんか?(こういうことを考えるのが経営者・上司の仕事かと)

ビジネスの現場ではそれはそんなにないのかもしれませんが、政治の立場で俯瞰して、売り上げに関係ない仕事はありませんか。無駄な補助金の類です。その仕事でお客様が喜んでお金を支払うのでなくては、それはやっぱり回りまわって無駄な仕事なんです。無駄な努力なんてないという言葉も罪なものです。

もう一つ、経済で大事なのは人だと思います。機械が幾ら売り上げを上げても、人間に給与が支払われなければ、消費は生じません。最後にそういう訳で、分かり易く生産性が馬鹿高い人は大谷翔平だと思います。皆が彼の活躍を見るためにお金を直接間接に支払っていますから。彼はケチでもない。

何かそんなの無理じゃんと思うかもしれませんが、革命的なビジネスモデルはそういうものだと思います。それを産み出すことが出来る人が優秀な経営者で、莫大な報酬に値すると思います。そして普通の人は手に職つけて、正当な評価(報酬)を得られれば、経済は上手く回ります。