観測にまつわる問題

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生徒の自主性を損なう一橋大学教員

2017-06-10 10:25:34 | 日記
厳選韓国情報 2017年06月10日 02:01の記事「百田尚樹氏、一橋大の講演中止に 在日「百田氏は差別を扇動してきた。講演会を開けば大学が差別を容認することになる」」を読みました。

保守言論は左派から攻撃されることも多く、別に言論を批判されるだけならどうということもないのですが、ヘイトスピーチ規制など何とか発言そのものを封じてやろうというような戦いを挑まれることも多い感じなので(日本国憲法21条違反ナンジャネーノ?)、ここでちょっとこの件について考察しておきます。筆者も保守を名乗って発言を公開している以上、必ずしも無関係ではありません。

表現は自由…でも差別的? 百田氏、一橋大の講演中止に(朝日 2017年6月9日07時31分)

>演題は「現代社会におけるマスコミのあり方」。学生でつくる実行委が昨年から企画し、副学長をトップとする学内組織が許可した。実行委の学生は取材に対し、米大統領選などで注目された報道のありように触れ、「舌鋒(ぜっぽう)鋭い百田氏を呼べば盛り上がると考えた」とメールで回答した。

百田さんは放送作家であり、マスコミ内部の事情を多少なりとも知っていますし、「大放言」(新潮社)をヒットさせた実績もあります。ですから、現代社会のマスコミのあり方を考える上で、百田氏に講演してもらうという判断が客観的に見ておかしいとは思えません。大学祭を盛り上げつつ真面目なテーマを考えようという心意気や良しでしょう。硬い話もいいですが、大学祭は盛り上げてナンボだと思います。

>人種差別根絶をめざす一橋大生らでつくる「反レイシズム情報センター」(ARIC)が今年4月、抗議を表明。大学祭での差別を禁止するガイドラインづくりや講演の中止を実行委に求めた。

>ARICが問題視するのは、百田氏のこれまでの言動だ。2014年2月にあった東京都知事選の応援演説では、他の候補を「人間のくず」と中傷。15年6月には自民党議員らの勉強会で、基地問題で政権に批判的な地元紙について、「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」と発言した。昨年11月には、千葉大生の集団強姦(ごうかん)事件の犯人像をめぐって「在日外国人たちではないかという気がする」とツイートし、「人種差別」と批判を浴びた。

>ARICの梁英聖(リャンヨンソン)代表(34)は「百田氏は差別を扇動してきた。講演会を開けば、大学が差別を容認することになる」と主張。別のグループも同調し、ネットでARICに賛同する1万人以上の署名が集まったという。

日本のヘイトスピーチ(ウィキペディア)を参照すると、「日本の法学では、差別的表現に対する表現の自由の優越的地位に関連する法理として以下のものが検討されている。」ようです。

>明白かつ現在の危険の法理(ブランデンバーグ原則
>言論には言論で対抗する対抗言論の原則
>規制による過度の自主規制(萎縮効果)
>表現の自由の規制は広汎なものであってはならず、禁止対象を明確に示していなければならない(明確性の原則)

ブランデンバーグの原則とはウィキペディアによると以下の通りです。

>近い将来、実質的害悪を引き起こす蓋然性が明白であること
>実質的害悪が重大であること
>当該規制手段が害悪を避けるのに必要不可欠であること

ブランデンバーグの原則が百田氏の講演に当て嵌まると仮定しましょう。そうすると、百田氏の講演は実質的な害悪を引き起こす蓋然性が明白でありかつ実質的害悪が重大かつ講演を止めさせることでしか害悪を避けることはできないと認定することになります。・・・何と言うか、ザ差別という感じですね。筆者は百田氏の講演は常に重大な害悪を撒き散らし、かつ講演を止めさせることでしか止める手段はないなどと全くこれっぽっちも思っていませんが、反レイシズム情報センターの方々は、あるいはそのように思っているのでしょう。百田氏は悪の帝王、百田氏最強でしょう。頼もしい人が保守派の味方についたのかもしれませんが、何故か公演中止をはねのける力はないようです。不思議ですね。

言論には言論で対抗する対抗言論の原則も守られてませんね。百田氏は「大放言」をヒットさせた話の面白い方ですから、反レイシズム情報センターの方々は言論で対抗すると負けてしまうと思っているのかもしれませんね。こっちも話の面白さで対抗してやろうとか出来るか分かりませんが、そういう発想も大切でしょう。そう簡単に勝てると思いませんが、はじめから諦めていたら勝てる可能性は将来にわたってゼロパーセントです。

萎縮効果は発生するでしょうね。百田氏やそれに類する人々を呼ぶと面倒なことになるという萎縮効果が。そうやって保守派を言論でメシを食わせなくしていくのが目的かもしれませんが、とんでもないことです。我々が左派の講演を同じ手法で中止にしてまわったら、ギャー、差別だーと喚くんでしょうが、左派は言論界や大学を牛耳っているところがありますから、権力を握っていることにタカをくくっているのかもしれません。ともかく今流行りの?忖度についてもう一度良く考えてみることをお勧めします。

明確性の原則にも明確に反しています。百田氏はたまに差別的なことを言うかもしれませんが、口を開けば差別の差別モンスターじゃありません。

表現の自由は守られることが基本です。左派の方々は護憲したいのかしたくないのかハッキリしてください(^_^)

大体が過激発言は左派も行いますから、お互い様じゃないかと思うんですがねぇ・・・。更に言えば、「沖縄2紙は潰さなあかん」発言は「よくいった!」と思うところもあります。米軍に過度に厳しい言論・県民が望んでもいないのに独立の方向へ持っていこうという論調を見る限り、中国のスパイ新聞ジャネーノ?と思っているからです。県民のための新聞はいい、日本のための新聞もいいでしょう。でも、中国のための新聞はアウトです。日米同盟だからアメリカ重視は問題ありませんが、日本侵略を企む中国を過度に重視する人間は大問題です。正に売国奴と言うべきでしょう。言論弾圧はいけないことですが、「売国奴による売国新聞はアウト!沖縄2誌は怪しい」という思いは百田氏と共通するものがあるような気がします。覚えておいてほしいところです。

在日外国人に対する予断は捜査機関なら有り得ると思います。経験的に怪しいところを優先しないと仕事にならないでしょう?平等に捜査するとか言って、怪しくなさそうなところを捜査する捜査機関など、金返せとしか言いようがありません。証拠に基づかないと立件されない訳ですし、外国人の方々はそのぐらいの不便は受け入れるべきでしょう。

百田氏が差別を煽動してきたというのは、反レイシズム情報センターの認定に過ぎません。認定するのは結構です(左派の表現の自由は認めます)が、表現の自由を犯して攻撃するなら、こちらも当然警戒することになります。

エリート校ほど自由な校風は多いと思うんですけどね(例えば「自主性を育む開成式教育…<上>」読売新聞 2014年07月22日 08時15分)。自分で考える癖がついていないとリーダーにはなれませんからね(実際に一橋大生は自分で考えて百田氏を呼ぶという決断をしているのではないですか?)。一橋大生らでつくる「反レイシズム情報センター」(ARIC)と言いますが、実質偏差値28号で構成され在日外国人に率いられた組織ってことはないですよね?保守派の直感だとそんな気もします。邪推だったら申し訳ありません。

>実行委は「発言の場を奪うことは表現の自由という民主主義の根幹を揺るがす」として開催の意向だったが、その後も教員の有志約60人が「適切な処置」を求める要望書を大学側に提出。実行委は今月2日に中止を発表した。実行委は「(講演当日の)警備態勢があまりに大きくなりすぎ、大学祭の根幹が揺らいだ」と説明している。

教員の有志とやらがガンなのかなって思いますね。生徒の自主性を損ねる教師(笑)ですよ。行き過ぎを止めることは大事ですが、百田氏の講演が行き過ぎでないことは上に示した通りです。日本の保守派の特徴に日教組(笑)がありますが、必ずしも間違っている訳じゃありません。実行委も情けないところもあります。ただの申し入れなら、過剰に受け止める必要はありませんし、警備を大きくせざるを得ないほどの脅迫を受けたなら、その事実を公表し警察に相談するのみです。こうして事勿れ日本がつくられていくんだなぁって思います。こういう態度が騒いだもん勝ちの社会をつくります。静かな日本を守るべきでしょう。ギャーギャー喚く外国人及び外国人同様の方々に好き放題させるべきではないと思います。ここは日本なのですから。・・・でもまぁ、ぶっちゃけ、教師60人の圧力が決定的なんでしょう?逆らって成績に影響したら大変ですからね。まぁ分かりますよ。教師の方々は自分は抵抗の戦士などと自認しているんですかね?全然違いますから。生徒にとっては自分達の成績をつける恐ろしい権力者です。公平かつ客観的に成績をつけると思われていないんですね。そこに怒る教師なら、筆者も一目おきますが、どうせ自分達の気に入らない生徒には悪い成績つけてるんでしょう?客観的判断無く百田氏の講演を中止に追い込むような方々ですから、さもありなんです。止めに入る奴がいたら、「内ゲバ」・抵抗しそうですしね。君子危うきに近寄らず。筆者は高等教育の無償化に反対します。軍事研究してはいけないの方々でもあります。学問の自由が分かっていない方々を強化するのも大概にした方がいい。圧力かけろとも言いませんが、エサは与えない方がいい。アホくさいですからね。学生は投資にみあうリターンを得ますから、それで問題なしということで良いでしょう。日本の憲法学者なぞ頑迷に自分の解釈を守るだけで、こうした方がいい、ああした方がいいの意見のひとつもないんでしょう?クソですな、クソ。ヒダリーな大学の経営を助けるようなことを言うとか、安倍首相も人が良すぎるというか、維新にも言うべきことは言ってくれればいいのにって感じです。

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