観測にまつわる問題

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安倍政権を続けたい

2017-06-29 07:20:23 | 日記
岸田文雄外相「今、9条改正考えない」と重ねて強調
(産経ニュース 2017.6.28 22:46)

>岸田文雄外相は28日、都内で講演し、憲法9条の改正について「まずは平和安全法制(安全保障関連法)が現実にどれだけ有効なものかしっかり見た上で次を考えるべきだ。今、9条の改正は考えない」と重ねて強調した。「憲法を改正すること自体に反対はしていない。憲法は時代とともに必要な改正をすべきだというのが私の考え方だ」とも語った。

一見、正論にも見えますけど、現実的じゃないですね。憲法改正は発議をするのに衆参3分の2の賛成が必要です。左右対立が残る日本でそんなことを言っていたら、永遠に改正できません。改正させないこと自体が目的の勢力と話し合うことは不可能です。護憲を掲げる政党自体は少数かもしれませんが、二大政党制を野党第一党が掲げている以上、共同歩調をとることは明らかです。実際に共同歩調をとっています。今は安倍政権ガーと言っていますが、別の首相になったところで、自民党政権ガーと言うでしょう。安保法制を通したのは安倍政権ですが、自民党政権でもあるからです。そして左が政権をとったら、憲法改正自体には反対しないんだけれども、護憲の皆さんガーとか機運ガーとか言うに決まっています。政権とったら必ず憲法改正すると約束したら、憲法改正派と認めてもいいですけどね。憲法改正派じゃなければ、口で何と言おうとも事実上の護憲派です。それだけ改正の発議のハードルは高い。

戦後長らく憲法は解釈するだけでまともに話し合われてきませんでした。この状況を動かしてきた安倍政権の功績は大きい。国の基本法それ自体が一種の岩盤規制になっており、手続き論に拘り過ぎると100年後も手をつけられないでしょう。瑕疵(と言えるほどのもの)がなければOKで蛮勇をふるうしかないはずです。自衛隊はそうして生まれました。憲法改正がなるとしたら、保守派が蛮勇をふるう時でしかありえません。少なくとも日本ではそうです。

別に岸田さんが意見を表明することはいいと思います。個々の政策について政治家が異なる見解を持つことは自然なことです。閣内不一致とか言いますが、ある政策について見解を統一するために思想改造する訳にもいかないでしょう。実際に署名・投票行動が一致していれば、全く問題がないというか、こういう違う見解を持つことに対して閣内不一致を言い立てる方が、言論の自由を損ねる発想で、危険であるように思います。

ただ、岸田さんも欲があるのか、安倍政権がゴタゴタしている時にこういうことを言うとか、次を狙ってるのかな~って感じですね。誤解を招かないよう気をつけて欲しいですね。でもまぁ本音が分かって良かった。筆者の考えはやはり安倍政権を出来るところまで続ける一択です。変わらないですよ。

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2 コメント

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Unknown (めろん)
2017-06-29 13:50:07
本人の野心と麻生元総理のご意向で狙ってますよね笑

ところで挺対協と提携している韓国ベトナム平和財団が韓国に謝罪を求めてきましたね。挺対協のような北朝鮮の工作員が今また動き出したのも、解放されたアメリカ人が亡くなって北朝鮮の人権問題が前面に出てきたからでしょう。何度も慰安婦問題をぶり返すのも日韓離間工作のみだけでなく、北朝鮮の人権問題が明るみに出ないためのもので。今回のベトナム人虐殺で韓国軍の反発を無視してムンジェインが正式に謝罪すれば、なぜ日本は慰安婦問題で謝罪しないのかとなる筋書きでしょう。慰安婦問題が再度熱くなると日本人拉致で国際社会から非難される北朝鮮が「被害者」に、日本が「加害者」になり、拉致問題とは逆転してしまう。なんか困ったなぁと。中国も人権問題で批難されつつありますので海外でまた慰安婦像建てようとしてますね。韓国人は離散家族の解放を北朝鮮に訴え、日本人は日本人の解放を北朝鮮に訴える。これが一番理想なんですがいやはや…。
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Unknown (めろん)
2017-06-29 14:01:24
度々筋違いなコメントで大変申し訳ありません。
サウジアラビアのアメリカに対する様々な裏切りでオバマ大統領時代は関係が冷え込んだのに、トランプ大統領になってから一変して仲良さげに見えますが…なんかサウジとイランが争うことになりそうと思っていたり。そうなればアメリカは参戦しないだろうし、そしたらイスラム過激派はそこに張りつくだろうと思えて、その隙に北朝鮮を攻撃するのか⁈と想像膨らませてしまったりで(・・;)どうなるんでしょうね。すごくモヤモヤして関係ないコメントすみません。
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