<社説>ウクライナ緊迫 キューバ危機回避に学べ(琉球新報 2022年1月27日)
>ケネディ大統領は強硬一辺倒ではなく、トルコに配備してソ連を射程に入れていた米ミサイルの撤去も密かに提案している。その結果、ソ連のフルシチョフ首相はソ連の体面を保ちつつ、キューバからのミサイル撤去に応じることができた。
米、ロシアにミサイル配備制限提案 ウクライナ緊張緩和へ戦略対話( 毎日新聞)
>米側はロシア側に2019年に失効した米露の中距離核戦力(INF)全廃条約を基にミサイルを管理することや、東欧での軍事演習の規模や範囲の制限などを議論することを提案した。
ロシア正面での「ディール」に関しては、筆者は心情は親欧米路線的に感知しませんが、米ロのINF全廃条約復活は中国を有利にするものと指摘されており、看過できませんね。琉球新報や毎日新聞は日米の軍縮と中国(露)の軍拡を狙っているのかと邪推してしまいます。日本には日本の国益があります。ロシア正面に端を発した「ディール」で東アジア情勢に大きな影響がでないか注視するべきでしょう。また、対中国で欧米の協力を得たいなら、対露で欧米に協力することも必要になってきます。東アジアに位置する日本の戦略とは日米同盟を基軸に出来るだけ大勢の協力を得て中国の拡大に対処することだと思われ、ウクライナ情勢も無関係ではありません。
参考
INF条約失効 中国は軍縮交渉に応じよ(産経 2019/8/18)
>中国は、条約で米国が持てない中距離ミサイルを多数配備している。
相手が武器を持ったら、こちらも武器を持つのが、戦争を抑止する道だと筆者は思います。ロシアがこういう行動に出た以上、中国の侵攻が無いと高を括るべきでもないでしょう。
>ケネディ大統領は強硬一辺倒ではなく、トルコに配備してソ連を射程に入れていた米ミサイルの撤去も密かに提案している。その結果、ソ連のフルシチョフ首相はソ連の体面を保ちつつ、キューバからのミサイル撤去に応じることができた。
米、ロシアにミサイル配備制限提案 ウクライナ緊張緩和へ戦略対話( 毎日新聞)
>米側はロシア側に2019年に失効した米露の中距離核戦力(INF)全廃条約を基にミサイルを管理することや、東欧での軍事演習の規模や範囲の制限などを議論することを提案した。
ロシア正面での「ディール」に関しては、筆者は心情は親欧米路線的に感知しませんが、米ロのINF全廃条約復活は中国を有利にするものと指摘されており、看過できませんね。琉球新報や毎日新聞は日米の軍縮と中国(露)の軍拡を狙っているのかと邪推してしまいます。日本には日本の国益があります。ロシア正面に端を発した「ディール」で東アジア情勢に大きな影響がでないか注視するべきでしょう。また、対中国で欧米の協力を得たいなら、対露で欧米に協力することも必要になってきます。東アジアに位置する日本の戦略とは日米同盟を基軸に出来るだけ大勢の協力を得て中国の拡大に対処することだと思われ、ウクライナ情勢も無関係ではありません。
参考
INF条約失効 中国は軍縮交渉に応じよ(産経 2019/8/18)
>中国は、条約で米国が持てない中距離ミサイルを多数配備している。
相手が武器を持ったら、こちらも武器を持つのが、戦争を抑止する道だと筆者は思います。ロシアがこういう行動に出た以上、中国の侵攻が無いと高を括るべきでもないでしょう。
番組を見た感想:①ウクライナ/欧米側が出せる「妥協案」では、プーチンロシアは恐らく納得しない。②プーチン大統領にはメンツがあるので、然るべきタイミングで決断が必要。③戦争を始める。④どの辺で止めるのかウクライナ国民の抵抗次第。⑤ロシアは国際的な制裁をくらう(安保理は機能しない)。
侵攻の可能性に言及し、準備を整えておくことで、侵攻の可能性が低くなる可能性があるのだろうと思います。メンツはあるでしょうが、ロシアは専制主義国家で、交渉が途絶えた訳ではありません。