観測にまつわる問題

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都知事会見を引用し日本政治を考える

2009-12-20 11:55:26 | 政治システム・理論
MSN産経ニュース(【石原知事会見詳報(1)】今年の感想は「“ミゾウユ”の1年」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091218/lcl0912182235018-n2.htm

>政権も交代したし、そのあおりを食って、都議会の選挙もああいう結果になった

それは事実と思いますが、記事「都議選前に麻生交代を予感させてはならない」(政局・政治情勢)で指摘した麻生政権の評価と都議選をリンクさせるとボロボロになりかねない問題もあったと思います。当時民主党がリンクさせたのもイラッとしました(都議選は都政を語る場)が、意見も近いはずの保守派(石原知事は都政でも自民党と繋がりが深いでしょう)も遠慮なく麻生政権叩きに加わって保守派は自滅した感もあります(石原知事も当時遠慮なく寧ろ先頭に立って麻生叩きをやりました)(社会全体がそういう感じに近かったとは思います)。元々日本の保守派は無党派層に近いので仕方ないと言えば仕方ないのですが、保守派に党派性が欠如しすぎている問題はこれからの課題であり、私も明確に問題意識を持っています。・・・まぁ、あの辺の記事を今見ると私の文章も拙ないなとは思っています。

>都民の代表として合理的な議論をしていけばいい

都知事ですから。

私が考えるのは、注目の薄い地方行政で一種の大統領制、注目の厚い国政が議院内閣制で果たして日本政治は上手くいくのだろうかということです。議院内閣制の扱いづらさは最近良く考えるところです(憲法改正を考える人はこの問題も考えてほしい)。また、これから地方に権限を移していくなら、政党が機能しなさすぎている(ように見える)という地方の問題もよくよく考えていかなければなりません。

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