保守主義と言ってもいろいろな定義があります。これと言った決まった定義は無いと私は思いますが、民主主義大国アメリカ保守の小さな政府の考えとリンクして考える人が多い気もします。代表例として、いつも使っている(右・保守と目されている)産経さんから、自民党の佐藤ゆかりさんの記事を引いておきます。
MSN産経ニュース(【佐藤ゆかりが語る】(3了)参院選後は「いまの自民党はなくなるのかも」小沢氏の新人指導「サラリーマン教育だ」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091220/stt0912201755006-n3.htm
>本来の保守主義における経済のあり方というのは、『小さな政府』で民間の自由意思と民主導の成長を尊重しましょう、自助、共助が先にあって、そして最後に必要なら公助をしましょう、という考え方です。
これは私も全くの賛成です。これなくして社会主義的な動き(左派)には対抗できません。80年以降の長命の自民党政権、中曽根政権・小泉政権は民営化路線でした。結局、社会主義者もこの考えは分かるとか言って、保守主義者もアメリカまでいくとやりすぎとか言って、行き着くところは程度問題になる気もしますが、今はこのぐらいで大丈夫なはずです。結局は日本政府の状態と国民性の制約は外せませんから。私のブログから小さな政府に反しているように見えそうな部分との整合性を説明しておくと。
増税を主張しているが?・・・何度も書いていますが、日本はアメリカより租税負担率が低い(財務省)です。にも関わらず、支出は多く、政権交代で明らかになったと思いますが支出削減が容易ではない(支出にそれはそれで意味があることが多い)上に、借金は多く、少子高齢化は急激に進みます。小さな政府だろうが何だろうが、現実主義者であれば、増税以外の選択肢は考えにくいはずです。景気を見ながら良いタイミングでやるしかないと考えます。
勤労所得税額控除(給付付き税額控除)は?・・・急激な少子高齢化に対応することをベースに考えています。保守は通常国益(日本)を守るものでしょうから、急激な変化への対応策を考えることは寧ろ自然なことではないか。別に私が貰えるからではありません。氷河期世代だとも明らかにしていますし、特に私を知る人にそう見えることを懸念して、この主張は控えています(品がないですから)が、持論は変わりません。
公共事業は?・・・最低限は必要です。私は田舎出身・都会在住ということもあり、過剰に無駄とされている部分(ダム:渇水の存在、道路:陸の孤島となる問題は難しい)や、無駄なのにあまり言われない部分(書かないが多い)は何となく分かる気はします。また、田舎が保守はある種公式みたいなものでしょう。更に私自身は都会でも公共事業は必要と思ってますが、それは土地代が高すぎて(中国のように強制立ち退きはないこともあり)、単に遅れていると考えます(高速環状線など)。大体が、自民党は建設業界との関係も深いのは周知の事実で、安易に切る(捨てられる?)ようでは保守の看板が泣くというものです。
規制緩和は?・・・私は好きです。効率は大切に。小泉改革もいい部分は守ればいい。いずれにせよ、低下傾向の経済は保守だろうが何とかすべき。最近まで主張が弱かったのは、党内政局に拘る反乱軍(保守か?)が規制緩和派に重なるからに過ぎません。
イノベーション!・・・良く知らないだけです。経済にとって大切なはずで、社会主義的な平等はアニマルスピリットに矛盾します。自民党的とも言える企業・経営者よりスタンスも、左派は労働者よりですから、正解なはずです。
MSN産経ニュース(【佐藤ゆかりが語る】(3了)参院選後は「いまの自民党はなくなるのかも」小沢氏の新人指導「サラリーマン教育だ」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091220/stt0912201755006-n3.htm
>本来の保守主義における経済のあり方というのは、『小さな政府』で民間の自由意思と民主導の成長を尊重しましょう、自助、共助が先にあって、そして最後に必要なら公助をしましょう、という考え方です。
これは私も全くの賛成です。これなくして社会主義的な動き(左派)には対抗できません。80年以降の長命の自民党政権、中曽根政権・小泉政権は民営化路線でした。結局、社会主義者もこの考えは分かるとか言って、保守主義者もアメリカまでいくとやりすぎとか言って、行き着くところは程度問題になる気もしますが、今はこのぐらいで大丈夫なはずです。結局は日本政府の状態と国民性の制約は外せませんから。私のブログから小さな政府に反しているように見えそうな部分との整合性を説明しておくと。
増税を主張しているが?・・・何度も書いていますが、日本はアメリカより租税負担率が低い(財務省)です。にも関わらず、支出は多く、政権交代で明らかになったと思いますが支出削減が容易ではない(支出にそれはそれで意味があることが多い)上に、借金は多く、少子高齢化は急激に進みます。小さな政府だろうが何だろうが、現実主義者であれば、増税以外の選択肢は考えにくいはずです。景気を見ながら良いタイミングでやるしかないと考えます。
勤労所得税額控除(給付付き税額控除)は?・・・急激な少子高齢化に対応することをベースに考えています。保守は通常国益(日本)を守るものでしょうから、急激な変化への対応策を考えることは寧ろ自然なことではないか。別に私が貰えるからではありません。氷河期世代だとも明らかにしていますし、特に私を知る人にそう見えることを懸念して、この主張は控えています(品がないですから)が、持論は変わりません。
公共事業は?・・・最低限は必要です。私は田舎出身・都会在住ということもあり、過剰に無駄とされている部分(ダム:渇水の存在、道路:陸の孤島となる問題は難しい)や、無駄なのにあまり言われない部分(書かないが多い)は何となく分かる気はします。また、田舎が保守はある種公式みたいなものでしょう。更に私自身は都会でも公共事業は必要と思ってますが、それは土地代が高すぎて(中国のように強制立ち退きはないこともあり)、単に遅れていると考えます(高速環状線など)。大体が、自民党は建設業界との関係も深いのは周知の事実で、安易に切る(捨てられる?)ようでは保守の看板が泣くというものです。
規制緩和は?・・・私は好きです。効率は大切に。小泉改革もいい部分は守ればいい。いずれにせよ、低下傾向の経済は保守だろうが何とかすべき。最近まで主張が弱かったのは、党内政局に拘る反乱軍(保守か?)が規制緩和派に重なるからに過ぎません。
イノベーション!・・・良く知らないだけです。経済にとって大切なはずで、社会主義的な平等はアニマルスピリットに矛盾します。自民党的とも言える企業・経営者よりスタンスも、左派は労働者よりですから、正解なはずです。