天然資源の少ない日本でも近年新たな資源に注目が集まっている。
【メタンハイドレート】
明治大学と北見工業大学、東京大学の共同調査グループは10月29日、メタンハイドレートが日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海からオホーツク海にわたる広域の海底で見つかったと発表した。
海底下数メートルの浅い部分に埋まっており、これまでに太平洋で確認された海底下深くのメタンハイドレートと比べ掘り出しやすい。埋蔵量は不明だが、国産エネルギー源としての期待が高まる。
【シェールオイル】
資源開発大手の石油資源開発は10月3日、秋田県由利本荘市の鮎川油ガス田の地下約1800メートルから、岩盤に含まれる新型の原油「シェールオイル」の試験採取に成功したことを明らかにした。原油の成分を詳しく分析し、2013年度にも新たな油井を掘って試掘を本格化する。日本国内でシェールオイルの取り出しに成功したのは初めて。
【レアアース】
6月29日、東京大学などの研究チームは、レアアース(希土類)を大量に含む可能性が高い泥を、小笠原諸島・南鳥島周辺の海底で見つけた。昨年、公海でレアアースを含む海底鉱床を発見していたが、日本の排他的経済水域(EEZ)内で見つかるのは初めて。国内の年間消費量に換算して200年分以上に相当する量が存在するとみている。
企業と組んで海底から泥を吸い上げる実証実験の検討に入った。電化製品や電気自動車のモーターに欠かせないレアアースを将来、自給できるようになるかもしれない。
上の資源は、分布の調査や回収の方法が確立されれば、日本経済の発展に大いに寄与することであろう。
他にも鹿児島の伊佐市、菱刈鉱山が新たな金の鉱床を確認。埋蔵量が約30トンあり、2018年から採掘予定だ。30トンの価格は約1300億円、採掘にかかる費用は約32億円とされる。
【メタンハイドレート】
明治大学と北見工業大学、東京大学の共同調査グループは10月29日、メタンハイドレートが日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海からオホーツク海にわたる広域の海底で見つかったと発表した。
海底下数メートルの浅い部分に埋まっており、これまでに太平洋で確認された海底下深くのメタンハイドレートと比べ掘り出しやすい。埋蔵量は不明だが、国産エネルギー源としての期待が高まる。
【シェールオイル】
資源開発大手の石油資源開発は10月3日、秋田県由利本荘市の鮎川油ガス田の地下約1800メートルから、岩盤に含まれる新型の原油「シェールオイル」の試験採取に成功したことを明らかにした。原油の成分を詳しく分析し、2013年度にも新たな油井を掘って試掘を本格化する。日本国内でシェールオイルの取り出しに成功したのは初めて。
【レアアース】
6月29日、東京大学などの研究チームは、レアアース(希土類)を大量に含む可能性が高い泥を、小笠原諸島・南鳥島周辺の海底で見つけた。昨年、公海でレアアースを含む海底鉱床を発見していたが、日本の排他的経済水域(EEZ)内で見つかるのは初めて。国内の年間消費量に換算して200年分以上に相当する量が存在するとみている。
企業と組んで海底から泥を吸い上げる実証実験の検討に入った。電化製品や電気自動車のモーターに欠かせないレアアースを将来、自給できるようになるかもしれない。
上の資源は、分布の調査や回収の方法が確立されれば、日本経済の発展に大いに寄与することであろう。
他にも鹿児島の伊佐市、菱刈鉱山が新たな金の鉱床を確認。埋蔵量が約30トンあり、2018年から採掘予定だ。30トンの価格は約1300億円、採掘にかかる費用は約32億円とされる。