三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

その内

2010-02-25 16:14:01 | Weblog
今朝日記を書き終える頃に来客があり、打ち合わせが終わって戻ってくると日記が消えていました。トホホ・・・
あらためて書きます。
昨日は、松山へ行ってきましたが、松山道を走行中に石鎚山SAのハイウェーオアシスに立ち寄りました。
そこに、晩白柚(ばんぺいゆ)というはっさくのような大きな果物があったので購入しました。
この果物は、人気テレビ番組の秘密の県民ショーで熊本県民が好んで食しているし美味しいとのことです。
最初は香りを楽しみ熟してくると食べ時ということで、熟したタイミングがわかりませんがその内食べようと思っております。
とにかくタイミングがわかりませんので、その内といって待ちすぎて腐ってしまったら困りますのでその内のタイミングをネットででも調べようと思います。
ところで「その内」ってムチャクチャ曖昧な表現ですね。
明日かもあさってかも知れませんし、数年先かもしれませんし結果的に何もしないかもしれない時にも「その内」っていう言葉を我々は良く使います。

今朝の6時からの倫理法人会の講演では、「その内」がキーワードになる講演でした。
講演者は、家を購入する際、将来夫が脱サラして商売を始める事を想定し、1Fが店舗で2Fが住居スペースの家を購入したそうです。
購入してあらためて1Fスペースを見た際ご主人に「いつ脱サラして商売を始めるの?」と聞くと「その内」との返事。「その内っていつから?」と聞いても「その内は、その内」と同じ返事が帰ってくるので、「それやったら3年辛抱するので、今から辞表を書いて脱サラして早く事業を始めよう」と即したそうです。
「しっぱいしても良いから、自分の思ったことをやれる人生にしよう。」と思ったそうです。
それから、不意にマラソンは嫌やけどホノルルマラソンに出たらどうなるのか?ということを思いつき「それだったら出てみよう。」と、思い立って出場することにしました。
その方の父親にも一緒に出ようと声をかけると、前向きな返事があり親子で出場することになりました。
ところが、父親が癌を患い、検査するたびに検査結果が悪くなる一方で病院の先生からも飛行機に乗るだけで気圧の変化など体に相当な負荷がかかってしまうので出場は取りやめにしたほうが良いと言われ父親に相談すると「自分の人生を人に決められたくない。絶対に出場する。」と強い前向きな考えを示されたために覚悟して望んだそうです。
結果的に完走し、生涯忘れることが出来ないすばらしい生涯の思い出が出来たそうです。
「マラソンなんて大嫌い!私には絶対に無理」と一生言い続けるのか?
「じゃあ確かめてみよう!」
とチャレンジするのかで人生大きく変わると思いました。

今朝消えてしまった日記ではもっと「その内」から話が繋がっていたのですがちょっと今の日記ではずれてしまいましたが、「その内」っていう言葉をなるべく使わないようにして、「今から」という言葉をなるべく増やすことができたら、もっと明るい人生が見えるような気がしました。
コメント
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