IP無線？

昨日は、西○電機のS部長が来社され、自営通信でない携帯電話のようなインフラを活用した無線を試験中だという噂を聞きました。
自営通信というのは、タクシー無線や列車無線・防災無線やインカムなどもそうですが、独自の無線インフラを構築し通信（通話など）をする方法です。
その自営通信は、独自回線のため災害に強いのが最大の特徴です。
携帯電話や光回線・有線を利用した通信は、構築費は安いと思いますが、災害などあった場合回線がパンクして使えなくなる可能性があります。
よって、災害時に使えなくても良いものと、災害時に使えなければ困るものをはっきりと分けて考えないと大変な事になります。
日本は、ここ１０年急速に光回線を布設し全世帯ブロードバンドとか、とにかく高速通信やICTと銘打って有線回線を優先しています。
これにより、さらに自営無線などの通信が落ち込んでいますが、阪神淡路大震災など電話など有線回線が使えない時、無線が大活躍しています。

有線と無線のいい所をハッキリ理解していただき、我々の生活が向上するよう通信インフラを構想していただきたいですね。