興味深い記事を見つけました。
兵庫県の淡路島の電力は、島の真ん中から兵庫よりは関西電力から供給し、真ん中から徳島よりは四国電力から供給しているとのこと。
もともと関西電力が淡路島全ての電力をまかなっていたが、高度経済成長で電力が足りなったため、1961年以降は島南部(徳島より)は四国電力から供給しているそうです。
ここで問題が発生しています。
もともと関西電力が全てまかなっていたので島南部が四国電力に代わってからも淡路島全域営業エリアとしては関西電力のままです。
淡路島の電気料金は関西電力の単価が適用されています。
ところが、東日本大震災から原発が停止してそれを補うための火力発電の燃料費が大幅に増えた結果、関西電力は再値上げを実施しています。
その結果、四国電力との電気代が標準家庭で月額500円超もの差が発生しています。
島南部の方は、何で四国電力の電気を使っているのに関西電力の単価で支払わなければならないのかという矛盾した状況が続いているとのこと。
ただ、来年4月から電力小売りが全面自由化され電力会社を選べるようになるのでそれに期待したいとのこと。
自由化の流れは既に始まっており、電力会社と通信会社のセット割引を検討していたりしてます。
もっと面白い電気料金設定も期待でき今後の流れに注目していきましょう!