のんびりと牧草地で過ごすのです。しかし 牛舎は無いのです。

近くに JAの肥育場もありますが、そこは牛舎にずっといます。
大変でしょうが自然の中で生きている方がストレスも無いような気もします。
牛は足が遅いと思っているでしょうが、実はとんでもありません。走り出したら
その速い事 恐ろしいくらいです。

出産を迎える頃になるとやっと 山を降りて来ます。
高速道路で 別府方面から湯布院に向かって走っていると、黒い塊が見えますが
それが 黒毛和牛の湯布院牛です。
生協の仲間達と わらびを採りに行きました。
Mさんの妹さん宅の山で、日田市から車で一時間程かかる田舎です。
家からそう 遠くない所で、少し歩くと 山一面蕨が生えていました。
きっと 夢に出てくるよね って言いながら セッセ、セッセ、と採りました。
Mさんは ベテランなので 採るのも早いけど採った物が綺麗です。
背中に籠をしょい、腕に輪ゴムを巻き、帽子、長靴、首にタオル、動きやすい服装
でした。わらびを採りながら、束にしたら 輪ゴムでとめて 籠に入れる。こうすると、仕上げの手間が省け きれいな状態で持ち帰る事が出来ます。最高のアイディアと感心いたしました。
妹さんから 美味しい蕨の炊き方を習ってきましたので次回に載せましょう。
たけのこも最盛期を迎え いろんな人から頂いて嬉しい限りです。
すっかり春になって、山菜が手に入りやすくなって来ました。(^^)
早速 春のパスタに取り掛かりました。
*うど、 (独活) 大分県、熊本県では 鹿 と呼ぶらしい。葉の出方が鹿の角に
似ているからだそうです。皮を剥いて5mmにスライス。
*春の生椎茸 5mmの幅に切る。
*山椒の葉 仕上げに飾る。
*にんにく 1片をスライスする。
①フライパンにオリーブオイルを入れにんにく を入れ香りを出す。
②独活、椎茸 を加える。
③茹でたパスタと茹で汁大匙5杯を加え更に炒める。
④塩コショウと梅昆布茶で味付けする。バジルソースがあれば、加えると
更に美味になります。
⑤皿に盛り付け山椒の葉をのせる。
食べる時は、全体を混ぜ山椒も一緒に食べると、とても風味が良く春らしい
気分になります。
(余談ですが、鯵の干物があったので、それも加えたところ、塩味がきいて 意外と
美味しく頂けました(^^) )
連日の好天のお陰で、野菜達が元気に育って、可愛い花を咲かせています。
花が咲いてしまったブロッコリーは 残念ながら食べられませんが、
可愛い花の集合体です。
完全無農薬ですから、花を生でサラダにしても良いでしょうね。
カラスのエンドウはテンプラにしても美味しいです。
五月になると、山独活やお茶の新芽のてんぷらも最高です。
畑のすぐ近くに出てくる筍は 10cm位のサイズだったので、アルミホイルに包んで
グリルで蒸し焼きにして、万能味噌をぬって 田楽にしていただきました。
小ぶりの筍で味わう野趣豊かな食べ方で お勧めです。
花屋さんの花も良いけど 野菜の花や野草の花も心が緩やかになります。
小雨の湯平温泉に 散策がてら 行ってきました。
中の湯は残念ながら、男性利用の日だったので、金の湯に行ってきました。
偶数日が男性で、奇数日が女性の日と言うことでした。
今度は奇数の日に出掛ける事にしましょう。(^^)
どこの入浴所も200円で入れます。
金の湯は湯平川のすぐそばにあり、コンクリート作りの湯船でした。5~6人も入るといっぱいになりそうな、余り広いとは言えないお風呂でしたが、地元のお婆ちゃんが次から次へと入ってきて、賑わっていました。
お婆ちゃん達のスタイルは リュックサックを背負い、スニーカーを履いて、杖は必需品! なにせ 湯平は坂道で歩くのにとても気を使います。
のんびり、温泉に入って、美味しい空気と水を頂く事が 長生きの秘訣の様でした。
桜、菜の花が満開で最高に幸せな ひと時でした。