私が食に最大限注意する様になったのは、夫の死がきっかけでした。
普段から肉類、生魚は食しませんし、マックもマクドナルドもロッテリアも行った事が無く、ファミレスも殆ど行きません。
雑穀と野菜好き、手作り派だから、自然と健康的な食生活を送っているのではと感じています。
良識あるドクターは、殆どの病気は生活習慣病であると言い放っています。 勿論癌も生活習慣から起こり、
ストレス が引き金となっていると確信しています。
病は気付き なんです。 病を得ても生活習慣を改めない人は何度でも病気をしてしまいます。
日々の暮らしのテキストは、東城百合子先生の本を活用し、
長岡式酵素玄米を食し,新井郭之先生の話を四ヶ月毎に聞き、
精神をリセットしています。
中村仁一、近藤誠両ドクターの話はとても興味深いものがあります。
興味のある方は一読されては如何でしょうか。
どうせ死ぬなら癌がいい、 大往生したけりゃ医療とかかわるな、癌放置医療のすすめ
夫は職場で毎年健康診断を受けていたのにも関わらず、
医者による見落としで、気付いたときにはすでに遅く、、、、、、、、それでも医者のすすめで、抗癌剤治療をワンクール施しました。
その結果は散々たるもので、かえって寿命を縮めてしまいました。
夫の兄弟が早くにガンで亡くなりましたから、
殊のほか健康,食事には気をつけた生活をしていました。なのに、、、、、、、、です。
検診で早く見つけていたら、、、、助かったかも知れないと、、、、死後十年位思い悩み続けました。
その答えを出してくれたのが 土屋繁裕ドクターでした。
8、9年前、友人から土屋医師の講演会の誘いがあり、
全く何気なく福岡に出掛けたのです。
(土屋繁裕 癌研究会付属病院で16年間にわたり外科医として勤務。)
たまたま、 著書 このガン切るべきか、切らざるべきか
を耳にしてい たせいもあり、
どんな内容なのだろうかと、軽い気持ちでした。
ドクターハラスメント と言う本を出して間が無い頃で、漫画家の
やくみつる さん そっくりで、およそ医者らしくない感じの方でした。
そこで、私にとって衝撃的な言葉を耳にし、 涙が止まらず、
腑に落ちる と言うか 肩の力が抜けるのを感じました。
人は生まれて死ぬまで、自分の描いたシナリオ通りに生きるものだ。
例えば、早期発見したら、多分外科的処置を施すでしょう、
そして抗がん剤治療、科学的治療をする事になり、
辛く苦しい療養生活を送ることになります。
もし、知らないままでいても、人生のゴールが同じならば、
知らなかった方が、辛い治療をする事も無く、
幸せだったのでは無かっただろうか
と言う内容だったと思います。
人生はシナリオ通り と言うフレーズは 小林正観さん も言ってますが、 以前はまだ納得していませんでした。
この時、やっと心の呪縛から解き放たれた気持ちでした。
土屋医師に感謝、感謝で感謝しても仕切れない気持ちです。
ただ、講演会の中で、末期癌患者 と言う言葉を何度か耳にして、
とても不愉快な気持ちになり
後日、お礼と御注意の手紙を出したところ、丁寧なお返事を頂きました。
まるで罪を犯した人の様な表現にとても腹が立ち、、、、、、、、
本来なら、癌の末期的症状の患者さん と言うべきだろうと書いたのです。
自分自身気付かないうちにドクハラ状態に陥ってしまった、大変申し訳ない
と言う、大変誠実な内容でした。
私は これ以来、更に生活習慣に気を付け、暮らしています。
一切の健康診断は受けません。
お金と時間をかけてまで病気を探してもらう気持ちは全くないのです。
新谷弘美ドクターの様に、
病気にならない身体を作ることの方がベストではないでしょうか。
病院に行っただけで血圧が上がる私にとって、
病院に行く事はとてもストレスなんですよ。
正しい食生活を送り、ストレスの無い生活を送ることが、
ピンピンコロリへの近道と確信しています。
残念ながら土屋医師は、2005、10、15(土曜日)
クモ膜下出血 に因り
49歳の人生の幕を下ろされました。
医者と患者で作った ガン治療入門
この本を出版して約一年後の事です。
関根進氏、元週刊ポスト編集者でがんを患い、
土屋医師と共同で出版した本です。 (NTT出版)
癌にだけはなりたくないと思って、健康に留意しても、
クモ膜下があったのか
と言うのが正直な感想ですが、悔しいですね。
癌に対し一生懸命対峙された、私にとって恩師とも思える方の死を、
心から残念無念に感じています。
自分の描いたシナリオ通り爽やかに
去っていったのでしょうか。
どの様な病でも、得たならば医者任せにするのではなく、
自分の身体なんですから、学習して納得できる治療をし、
人生完結したいものだと思います。 自己完結