ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

紀州の旅(第3夜)

2005-05-11 | 旅行
5/1(日)5:00起床。
トレッキングの準備をし、車で熊野本宮大社前の駐車場に車を止める。
そして、熊野本宮大社前から田辺方面行きのバスに乗り、小広峠で下車。

今回の旅では「世界遺産の熊野古道を歩く」ことが目的の一つでもあった。
できれば、新宮からの大取雲越えというのが理想だったのだが、トレーニング不足で、歩ける自信が全くない。
しかも、冬に捻挫した所が、未だに痛む時がある。
たかが捻挫と思って、すぐに遊んでしまったばっかりに、こんなに長引く結果になるとは・・・。
ケガは、しっかりと完治させてから遊ぶべし!これ重要です。
まぁ、「年だ」と言われればそれまでなのだが・・・。

ということもあって、中辺路ルートを選んだ。
近露王子(王子とは京都から熊野への街道沿いにある熊野神社の数々の末社のこと)から熊野本宮に向かいたい所だが、今の私には24kmはちと辛い。

体力的に行けそうな所からスタートということで、小広王子を選んだ。
熊野本宮大社まで約17kmの道のりだ。

杉林の中を歩くのは、とても気持ちがよかった。
木の香りも良く、どんどん癒されていくのを感じる。

普通のトレッキングとは違い、何ともいえない神聖な雰囲気がある。
山のように、雄雄しさや自然の大きさなどを感じることはないが、歴史や浪漫が感じられるのだ。
古人の思いを馳せながら・・・。

トレイルも変化に富んでいて、飽きることがない。
歩いていて、こんなに楽しいと思ったのは初めてかもしれない。

昼過ぎからは雨に降られ、多少辛い思いをしたが、無事に熊野本宮大社まで来ることができた。
予定時刻を30分オーバー。

レインウェアを着ていながら、ずぶ濡れ。手のひらもフヤケぎみ。
 (ということで写真は撮れませんでした。残念)
もし、天気が良ければ120%の満足を得ただろう。こんな状態でも90%は満足しているのだから。

久々のトレッキングで、足首は痛むし、膝も悲鳴を上げている。
でも、そこはやはり世界遺産。素晴らしい。本当に素晴らしい。最高。
また、暑くも寒くもない良い時期に来られたのが良かったのかもしれない。

注)このルートは、峠をいくつか越えるので、普通のスニーカーでは厳しいです。
軽トレッキング用のシューズや、荷物(合羽や食料など)を持って歩くことをお薦めします。

汗と雨で冷えた体を温めるために、温泉に向かった。
小栗判官の蘇生伝説の残る、湯ノ峰温泉だ。
人気の「つぼ湯」は、GW時期だとかなり並ばなければならないそうで、悔しいがパス。
「くすり湯」も混雑中とのことで、「一般湯」(250円)に入ることにした。
湯治場の風情漂う一般湯は、ガラガラで途中貸切になったほどだ。
お湯は、高温のため加水しているそうだが、私好みのお湯で大満足。さすが人気の温泉。

帰りに少しだけ買出しをして、キャンプ場に戻った。
キャンプにしては遅めの時間になったが、手際の良さ(?)で、ササっと夕食を済ます。

そして、暖をとりながら、明日の計画を立てつつ軽く飲む。
とは言え、疲れもあったので、22:30には就寝となった。

明日は、もう少し南へと移動することにした。

(第4夜へつづく)
コメント
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