ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

燕岳 (その1)

2005-08-10 | トレッキング&温泉
週末に、燕岳(つばくろだけ)に行って来た。
2回目のテント泊トレッキングだ。

今回もまた、Hぞーさんのお世話になった。

燕岳は、北アルプスで一番早く頂上に立てる山のひとつで、とても人気のあるコースなのだそうだ。
頂上近くの小屋までは、登山口から距離が5.5km、標高差が1,303m、約4時間の登り。
登山ビギナーが登るのに最適な山で、長野県の中学校の登山遠足でも利用されるそうだ。

それを聞いて、少し安心していたのだが、実は、登りは北アルプス三大急登の1つと言われていることを聞き、少し不安になる。

荷物、軽めにしなきゃな・・・。

8/6(土) 中房温泉手前の駐車場に5:00に集合。
が、またしても遅刻。
駐車場までの道が、予想以上に長く、しかもクネクネした道で、時間をとられてしまった。

タクシーの多さが気になった。
もしかして、この時間ではもう駐車場が空いてないのか!?

嫌な予感は的中した。
5:30ですでに満車。
しかし、運良くちょっとした“隙間”に止めることができた。

準備をして登山口へ。
さすが、表銀座コース。人が多い。

ささ、出発!

はっきり言って、歩いて楽しいコースではない。
じっくりじっくりと、ただ登るだけ。
雲も多目だったので、木の隙間からは全く景色が見る事ができない。

しかしこれに耐えられるのも、頂上からの眺望の良さを思えばこそ。
コース途中にあるベンチで休憩しながら、ゆっくりと登った。



標高2,350mにある休憩処「合戦小屋」にて、しばし休憩。
ここで販売している、波田町のスイカを楽しみにしていたのだが、なんと1切れ800円!
500円と聞いていたのだが、800円だったとは。
うどんの値段と変らないじゃないか・・・。

やーめたっ。下山してから食べればいいや。

合戦小屋を出て、またもひたすら登る。
合戦の頭(2,489m)まで出ると、小屋(燕山荘)がようやく見えてくる。


             あともう少し!

マップ上ではあと1時間をきっているようだが、どう見てもまだまだありそうだ。

途中で一緒になったおばさんと、花の話などしながら登る。


            ちんぐるま(痩果)

まだまだあるように見えていたが、思ったより早く登ることができた。
そして正午過ぎ、テント場に無事到着。

ササっとテントを設営し、小屋まで受付に行く。
さすがに小屋は大勢の人でごった返していた。
収容人数600人というだけあって、かなり大きい。しかもキレイだ。
空いている時期に、是非泊まってみたい。

1時間ほど周辺を散策し、テント場でくつろぐことにした。

夕方前には、雷が鳴り、雨も降り出した。
しかし、まだまだ人は登ってくる。

降ったり止んだりを繰り返し、そのまま夜になってしまったため、テントの中での夕食となった。

結局雨は、夜遅くまで降ったり止んだりを繰り返した。

私は寝ていて知らなかったのだが、夜中に雨が上がり、満点の星を見る事ができたそうだ。

(第2夜へつづく)
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燕岳(プロローグ)

2005-08-09 | トレッキング&温泉

今週も行ってきました。夏山トレッキング。
燕岳は大変賑わっていました。

レポートは、明日アップします。

今回は、泣かされました。
あんなにエライことになっているとは・・・。


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フェイバリット

2005-08-05 | 音楽
昨日、10年以上前にかなりハマっていた某バンドのCDを聞いた。

ベスト盤は、1年に1度くらいは聞いていたが、普通のアルバムを聞いたのは何年ぶりだろう。

主人は、このバンドのある曲が聞きたくて、通勤時に車で『ベスト盤』を聞いていた。
が、その曲は入っていなかったらしく、あの曲、どのアルバムに入ってる?と私に聞いてきた。

主人の1フレーズだけのハミング(しかもコーラス部)で、すぐに分かった。
私はこのバンドについて、ちょっと詳しい。

そのアルバムは、このバンドの最後のアルバムだった。(数年前に復活したそうだが)

このバンドは、当時、私や主人が働いていた某ライブハウスに来たことがある。
私にとっては、まさに夢のような1日だった。

どんなに有名なミュージシャンが来ても、仕事ということで、緊張することは滅多になかったが、この日ばかりは完全に舞い上がってしまった。
おかげで、50%位の記憶しかない。

その時の話をしながら、2人でアルバムを聞いた。

このアルバムで、一番好きな曲は『summer night』。とても切ない曲だ。

歌詞カードをペラペラやっていると、メンバー1人1人の直筆のサインがしてあった。
懐かしい・・・。あの頃の記憶が一瞬で甦った。

そういえば私、あの頃の彼らと同じ年齢になってる!?
てことは、彼らは今何歳だ?

ライブで知り合った同志達は、今何やってるんだろう。
復活した現在も、おっかけているのだろうか。

このバンドの、私が好きな曲ベスト3!(勝手に)

3位。spirits a go-go,
2位。太陽のメッセージ
1位。rock & freedom  

このタイトルを見て、ピーンと来た方。
そして、ファンだった方。

お手持ちのアルバムを聞きなおしてみてください。懐かしさが甦りますよ。
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九州名物・白熊

2005-08-04 | 
水曜どうでしょうを見ていたら、白熊が食べたくなった。

そう、どうバカさんならご存知の、対決列島が放送されていたのだ。

番組内で対決していた、白熊はコチラ
鹿児島に行かなくても食べられる、近所のスーパーで売っているのは、コチラの白くま。

私は氷菓が少し苦手なので、白くまパフェや白くまバーをよく食べる。

鹿児島へは2度行ったことがある。1度目は小学校入学前、2度目は中学生の頃に母と2人で。
当然、その頃は 『白熊』 の存在など知らなかった。

もう一度行くことがあれば、是非、食べてみたい。もちろん、750ml。
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蝶ヶ岳(特別編)

2005-08-03 | トレッキング&温泉
驚愕の事実発覚!

たまに、このブログで登場する、謎(?)の人物 師匠
まぁ、私は弟子というわけではないが、“すごい人物”(いろんな意味で)だと思っているので、『師匠』と呼ばせてもらっている。

その師匠と一昨日、電話で話をしていた時のこと。

私が、週末に行ってきた蝶ヶ岳の話をしたら、師匠も学生の時に行ったことがあると言った。
そして私は、師匠の若かりし頃の恐るべき事実を知ってしまったのだった。

師匠は、上高地・横尾から蝶ヶ岳に登ったそうだ。

なんと、『自転車を担いで』

乗れる所は乗って蝶ヶ岳まで登り、そこからまた自転車に乗って稜線を走り、常念岳へ。
常念岳の少し手前からは、乗れない状態だったので、自転車を置いて歩き、常念小屋で1泊。
翌日、来た道を戻り、置いておいた自転車に乗り、下山したそうだ。

当時、まだ日本では、MTBというものが販売されていなかったらしく、逆輸入でMTBを購入したそうだ。
その自転車は、現在では19,800円で売ってそうなチープなMTB(もどき)だったそうだ。

私はその話に驚愕した。

ザックが重いなんて言っていた私は何だと。
世の中には、アホなことを考える人がいるもんだと。(おっと失礼)

山岳ロード(舗装された)じゃなく、標高2600m以上の登山道でだ。
これぞまさしく山岳サイクリング!

当時は、そういう遊びが、一部の人達の間で流行っていたそうだ。
まぁ、富士山では、そういう人がたまにいると聞くが、アルプスではちょっと・・・。

たしかに、登山道を歩いていると、このトレイル下ったら気持ちいいだろうなーなんて思うところもあるが、さすがに10kg以上のものを、さらに担ごうなんて思えない。絶対に思わない。
背負えるわけでもなく、フレームを肩にかけて担いでなんて・・・。 おぉ

師匠のページのプロフィールをよく見たら、山岳サイクリングによる日本アルプス踏破と書いてあるではないか。
山岳サイクリングって、そういうことだったんだね。

いやぁ、参りました。これからも師匠と呼ばせて下さい。

だけど師匠の本業は、音楽なんだよね。ピアノ弾くんだよねぇ・・・。
そのギャップがさらにコワイです。


最後になりましたが。
私が週末に登った時の、蝶ヶ岳のフォトアルバムをニコンアルバムにて公開しています。→ コチラ

ただのスナップ写真ですが、ちょろっとでも立ち寄ってみて下さい。
お待ちしております。

※アルバムの公開は、2005.10.31 に終了しました。ありがとうございました。
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蝶ヶ岳(その2)

2005-08-02 | トレッキング&温泉
7/31(日) 4:30少し前に目を覚ました。

外は薄っすらと明るくなっていた。
何人かの人がすでに起きていて、朝食と撤収の準備を始めていた。

結局、雨は1滴も降らなかったようだ。

穂高・槍ヶ岳に目をやると、雲ひとつ無く、山々がドーンと迫ってきているような感じだった。


             朝日を待つ2人


         5:00すぎ、太陽が昇ってきた

残念ながら、東の空には雲がかかっていたため、くっきりとした陽を見る事はできなかった。


      薄っすらと、乗鞍まで見る事ができた

心配された雨や雷も一切無く、素晴らしい景色を堪能することができ、本当にラッキーだった。
(ページトップの写真は、日の出直後、ほんのりとピンクに染まる槍ヶ岳)

しばらく景色を眺め、記念写真を撮った。
ゆっくりとお茶を飲んだ後、荷物やテントはそのままにして、蝶槍まで行ってみることにした。

蝶ヶ岳(2677m)から常念岳(2857m)に向かって稜線を30分ほど歩く。
(蝶槍は、蝶ヶ岳の旧山頂なのだそうだ。)

ココから見る槍ヶ岳・穂高連峰は、さらに迫力を増す。

景色を堪能した後、テント場に戻ると、もう誰もいなくなっていた。
自分達のテント3張りのみが残っていた。

のんびりと朝食をとり、撤収。
だんだん空があやしくなってきた。

標高2600mと言えども、日向は暑い。
ふうふう言いながら、下山した。

食料の分だけ荷物は軽くなったが、それでもやっぱり重い。

最後の2kmくらいから、ポツポツと雨が降り出した。
そして雷も聞こえ出した。

もしかすると、山頂では晴れていたが、下界ではずっとこんな天気だったのかもしれない。
往路では乾いていた路面も、少し湿っているところが多かったし、水が流れている所もあった。

三股の登山口付近では、本降りの雨になっていた。
ザックカバーだけ装着し、駐車場までの残りの800mを雨に濡れながら歩く。

暑くて汗をかいていたので、かえって気持ちがよかった。

本当に天気に恵まれ、良い景色を堪能することができ、大満足だ。
変わりやすい山の天気。今回は良い方に変ってくれた。
本当にラッキーとしか言えない。

このコースを案内してくれたHぞーさんに感謝します。どうもありがとう。
おかげ様で、無事に初のテント泊トレッキングを経験することができました。

トレッキングの後、ほりでーゆーにて入浴。

次回は、どこかな?


・・・現在私は、筋肉痛と戦っている。昨日がピークだった。
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蝶ヶ岳(その1)

2005-08-01 | トレッキング&温泉
週末、初のテント泊トレッキングに出かけた。

身体の軽量化に成功したものの、荷物の軽量化はなかなか難しい。
ただの旅行とは違い『もしも』のことを考えての予備は絶対に外せない。

こんな荷物背負って歩けるのか!?
多少の不安はあるものの、楽しみの方が勝っているので「ま、なんとかなるでしょう」と以外にも楽観的だった。

一番心配していたのは天気だ。
前夜の麓と山岳天気予報は、どちらも曇りのち雨だった。雷マークのおまけつき。

雨天中止のつもりだったので、半ば諦めかけていた。

7/30(土) 三股駐車場に6:00集合。・・・だったのだが15分遅刻した。
すでに駐車場は満車に近かった。

天気は曇り時々晴れ。どうやら予報とは違うようだった。

7:00。登山口で登山届けを提出し、いざ出発!
Hぞーさんのガイドで、蝶ヶ岳を目指した。

「1泊2日で、涼しくて、景色が良くて、テント泊初心者が行ける所で」と、Hぞーさんにリクエストしていた。

白馬唐松岳、蝶ヶ岳が候補にあがったが、絶景を望むならということで、蝶ヶ岳に決定した。
どうやら、槍・穂高連峰の展望は、北アルプス隋一と言われているらしい。

うーん、期待度大ではないか。

期待に胸を膨らませ、わいわいと登山道を登る。


    きょ、恐竜? 並べられた石が恐竜の歯に

最後尾を歩くS氏は、私の荷物を少し積んでいたため、ザックがパンパン。
すれ違う人何人にも、「すごい荷物だねー」と言われていた。

そういえば、「ワンゲル部の合宿かなんかですか?」と言ったおじさんもいたなぁ・・・。
学生に見える???・・・ちょっと嬉しかったりして。

そして、ハンガーノック寸前(!?)に、蝶ヶ岳テント場に到着。

パパッとテントを設営し、ヒュッテで受付。
とりあえず、お昼ご飯を食べ、エネルギー補給完了。

お楽しみの展望は・・・。

少し雲がかかっていたものの、噂通りの眺望だ。
穂高連峰~槍ヶ岳、常念岳と、素晴らしいビュー。
(ページトップの写真は、蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳)


     槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳(左から)


      穂高連峰

後は、雲が晴れるのを待つだけ。
夕食までは、しばらくお昼寝タイム。

17:30頃から、夕食の準備にかかった。
まわりのグループは、すでに宴会モード。

食後、たっぷりと着込み、日の入りを待つ。
しかし、雲が少しかかっていたため、夕日に染まる山々を堪能することはできなかった。残念。





太陽が沈むと、外気は10℃になっていた。
下界では考えられない寒さだ。
遠くに見える雲の間から、雷が光っているのが見えた。
しかし、音は全く聞こえなかった。

どこかのグループのおじさんが、「長野県中部の天気予報は大雨・雷注意報だって」と言っていた。

とうとうきたか・・・。
夜に雷雨にならないことだけを祈り、20:30頃に就寝した。

(その2へ続く)
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