風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

慈尊院、丹生官省符神社

2016-11-17 | おでかけ(懐かしい仲間たちと)
女人高野と称される慈尊院を訪れました。

慈尊院は、弘仁七年(816)、弘法大師によって創建。
可愛いお地蔵さまが出迎えてくれます。

弘法大師の御母公(玉依御前)の化身とされる弥勒菩薩(国宝)さまへ
「子宝、安産、育児、授乳、病気平癒」を願って、「乳房型絵馬」をご奉納して祈願します


慈尊院弥勒堂(ご廟)、1965年重要文化財に指定。
2004年、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録。


香川県から訪ねてこられた弘法大師の御母公が滞在された慈尊院、

弘法大師が、月に九度は高野山上より20数キロもの山道を下って母公を尋ねられたことから、
この地名を「九度山」と称されるようになりました。


四国八十八ヶ所のご本尊を脇に祀る「四国堂(大師堂)」

昭和60年代に、慈尊院近くに住みついていた白い雄の野良犬「ゴン」の像、
その犬は高野山への参詣者の道案内をするようになったそうです。



慈尊院の総門を入ると目に入る長い石段、
「119段の階段に向かわないでくださいね」とガイドさんに注意されていましたが、
せっかくここまで来たのだからと、登ってみました。

弘法大師が慈尊院を開創した時の守り神、丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)です、
丹生都比売(伊勢神宮の天照大御神の妹)、高野御子の二神を祀った神社です。

大鳥居をくぐり石段を登りきると大きな丹塗りの鳥居

境内は色づいたもみじ。


拝殿越しに極彩色の美しい神殿。
もう少し時間が欲しかった。

バスに置いて行かれないように、
大急ぎで109段を戻ります。


慈尊院の朽ちかけた味のある土塀(築地塀)

桜の紅葉がお似合いです。

串柿の里はこちらから
2017年高野山奥の院はこちらから

「よいほ会」松阪の職場に勤務した仲間の集まり、
毎年日帰りバス旅行を行っています。
今回はお天気にも恵まれ、楽しい一日を過ごしました。
来年は、6月頃に計画します。
よいほ会員のみなさん、参加をお待ちしています。
コメント
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