御在所岳、湯の山温泉

御在所ロープウェイ、山頂の雲の中にゴンドラが消えていきます。

「6号鉄塔」は御在所岳の標高1004ｍに建つ、高さ61m日本 一の支柱です。
白く塗られた鉄塔は、御在所ロープウェイのシンボル、
鉄塔の基礎部分にあたる足元は、タタミ85畳分もあるそうです。

ゴンドラが山頂に近づくと、雲が切れて青空がのぞき始めました。


６月の御在所岳の花は、シロヤシオが終わりドウダンツツジが見ごろです。

いたる所でサラサドウダンの大きな樹が可愛い花をつけています。

淡黄色に赤みを帯びた筋が入り、更紗染めの模様に似てるからこの名前。

ベニドウダンツツジの赤い房咲きの花も素敵です。


足元にはタテヤマリンドウの小さな花、

朝のひんやりした空気が心地よく、1212ｍ御在所岳山頂へはお散歩気分。

琵琶湖が望める「望湖台」の岩山、霞がかって空と湖の区別がつかない。

ここまで来たからには登って、崖下を覗いて見ます。
岩山が好きだった昔を思い出しながら。

整備された山道は、少しアップダウンはありますが、子供でも大丈夫みたい。


リフトも久しぶりに乗ってみました。

緑の樹々の中をゆっくり空中散歩、
それにしても、ドウダンツツジのきれいなこと。


このロープウェイは1959年に創業している、
幼い頃初めて乗ったロープウェイ、今は所要時間12分だが、当時は20分位だった思う。
すごく長い時間に思った記憶と、迫ってくる岩山の景色に感動したことは鮮明に覚えている。

樹氷の雪山や、歩いて登った秋の山、思い出の多い御在所岳です。

今回は「退職者の会」県内幹事の集まり、会議、宿泊は「希望荘」
鈴鹿スカイラインの入り口にあり、素晴らしい見晴らし。

山上のフロントからケーブルカーで宿泊棟へ向かう。

部屋の大きな窓からも四日市市街、コンビナートが見えている。

この夜景を見ながら温泉でゆったり、
仲間達とのおしゃべりで夜が更けていきました。

御在所ロープウェイ、来年7月にはリニューアルオープン、
足元に展望窓がついた新型ゴンドラが運行される予定です。
新名神高速道も工事中で、平成３０年度には新たなインターチェンジが設置されます。
孫ちゃん達と遊びに行こう。

リニューアルに向けて、ロープウェイの運休があるから要注意です。
２９年６月２０日～７月１３日、点検休業。
３０年６月～７月に３０日程度休業予定。