風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

サツキの長老に見守られ

2018-06-04 | みどりの記録
我が家のサツキの長老、今年は花をいっぱい咲かせました。

木斛の根元に寄り添い、100年以上ここに咲き続けています。
おそらくこれがサツキの原種だと思っています。

ここ数年は剪定をしないで、好きにさせていますが、
大きく伸びる元気は無くなっています。

痛々しく枯れた枝に芽が吹き、花が咲いています。
植物は命の終わりがけ、子孫を残すために花を咲かせると言いますが、
そんなことになりませんように。

この長老を見ていると、
私達が花を見ているのではなく、
花が私達を見ていてくれているのかも・・・。

このサツキを見ると故郷の川べりを思い出します。
鮎釣りが解禁され、釣り人で賑わった6月、
父についていった川にたくさん咲いていた川サツキ。

大きい岩の割れ目に根付いたサツキの、色鮮やかだったこと、
その逞しさを不思議にさえ思ったことが懐かしい。


コメント
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