松阪市いいなん粥見神社の神事「てんてん」700年以上鎌倉時代後期の頃からの歴史がある祭りです。
「てんてんの獅子舞」神事の始まりです。
正天狗は導きの神である猿田彦大神、
荒ぶる者どもを鎮めるために天から降りてくる。
道中が長いので、途中で草鞋を履き替えたり居眠りをしたりしてゆっくりと降りてくる。
地上に降りてくるまで30分近く・・・
地上に降り立つと祓い清めて、獅子の姿に擬した神様を手招きする。
オンジンサン(雄獅子)とメンジンサン(雌獅子)が降りてくる。
テンポよく叩かれるこの太鼓は貞享三年(1686年)に作られたもの、
太鼓のリズムが「て〜ん、て〜ん」と聞こえてきたことから「てんてん」と命名されたという。
天狗さんと獅子の勇壮な舞によって、家内安全・無病息災・五穀豊穣を祈願したという「てんてん」。
天狗さんが鼻をかんだ紙で頭を撫でてもらうと、今年一年を無病息災で過ごせると言い伝えられている。
役目を終えた天狗さんも社へと戻っていく、この時の階段を走り上がる速さは数秒、すごい。
祭礼の最後は餅まきが行われ、子供たち大人たちの歓声で沸き立ちました。
「てんてん」の始まる前に子供たちの舞の奉納が行われました。
今年は孫のMちゃんも参加しました。
「土曜も日曜も練習したよ!」と頑張ったことが誇らし気でした。
「みんなすごく上手だったよ!」
「パパは以前天狗さんを演じたし、ママも10歳の時、氏神様のご遷宮で舞の奉納をさせていただいたよ、次はNちゃんだね」
おかげで、健康で幸せな日々を過ごさせていただいております。