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ワニなつノート

ほうきと生米(その8)

ほうきと生米(その8)

昨日、一昨日と、hideのお母さんは警察の事情聴取に出かけました。

言葉を話さないhideが、自分で「この人に殴られた。訴える」ということができません。
まして、「いつ、どこで、どんなふうに…」と言葉で説明することはできません。

そうすると、この社会の警察と法律では、「何もなかった」かのように処理されてしまうのかもしれません。

「本人が言葉でちゃんと説明できない」と、「何もなかった」ことになるのでしょうか?

それは、hideがこの社会にいることそのものが、「何もなかった」かのように扱う社会だということになります。

私は、そう感じます。

今朝、次のニュースを見て、「弟と、兄は関係ないじゃないか」と、新聞の扱いに文句を言いながら、ふと思いました。

「腹が立ったから殴った」
「軽いけがをさせた」
そういう事件は、毎日のように繰り返されているでしょう。
でも、身内が有名人だということで、こうした大きなニュースになり、警察もきちんと捜査をする。


でも、言葉がないhideの場合には、ほうきの柄で全身を殴られ、生米を食べさせられても、「何もなかった」ように、扱われる…。

それは、「殴られる痛み」よりも、恐いことだと、私は思います。


             

ダルビッシュ投手の弟逮捕 大阪府警、知人女性への傷害容疑
産経新聞 7月1日(金)

 知人女性に暴行を加え、けがをさせたとして、大阪府警が傷害容疑で、プロ野球日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手の弟で、・・無職、・・容疑者(22)を逮捕していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。府警によると、容疑者は「腹が立ったから殴った」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、1月25日未明、・・市内の知人女性(19)宅で、女性に殴るなどの暴行を加え、顔や頭に軽いけがをさせたとしている。
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