ようこそ就園・就学相談会へ 2022-①
世界や日本で、知的障害者の大学進学が進んでいる、らしい。
大学かぁ、すごいなあと思う。
日本では、小学校に行けない子がいるのに、と思う。
でも、外国や日本の「進んでいる」話を読みながら、どこかで聞いた言葉遣いを感じていた。
「前例がないから」
「なぜ知的障害者が大学なのか」
「同じ授業は無理。一部だけなら。交流なら」
「同じ卒業証書(通知表)は出せない」
あぁ、昔、小学校で聞いた言葉だった。
中学校でも聞いた。
最も多く聞いたのが高校だった。
□
共通しているのは、「無関心の行動」しか経験したことがない教師の言葉。
無関心の行動とは。
「我々は長い間、この子らとのつながりを持たないできた」
「我々の教育にとって、この子らは重要ではなかった」
「我々の学校では、この子らはふさわしくなかった」
「我々が、この子らに教えることはない。我々が教えられること? この子らに? そんなこと夢にも考えたことがない」
「無関心の行動」を基本に生きてきた人の言葉遣いは、大学でも共通のようだ。初歩の初歩からしか話が進まない。
多数派なのかもしれないが、その言葉につきあっている時間はない。彼らの気づきや理解につきあっていたら、50年、100年があっという間に過ぎていく。
私たちは、子どもたちに教えてもらった新しい言葉で語ろう。
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就園・就学相談会
① 6月19日(日)15時10分~17時 柏市・パレット柏(多目的スペースA)
② 7月10日(日)13時30分~15時30分 千葉市・きぼーる・15階(ボランティア活動室)
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