「就学相談会の答え合わせ」学習会は無事に終わりました。
出会った時は6歳だった子が、もう30、40の「おじさん」になっている親仲間との、同窓会的な集まりを想定していたのだが。リアル就学相談の人も多く、0歳の親子さんも来てくれて、いつもの「就学相談会」から始まりました。
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事前アンケートの「一番かわいいところ」は、「すごく笑うとえくぼができるところ」とあり、「お子さんの好きなものは何ですか?」には、「手(ゆび)」と書かれていて、さすが0歳と思いました。
会場には、その0歳の子と同じ「障害」の小学生、高校生、20歳から30歳の子たちも居てくれました。
まさに今日!、成人式を迎える子の親は、「ふつう学級でよかったと感じることは?」に、「ふつうの学校生活が送れたこと。明日の成人式に出席する気満々、普通に参加したいと思えること。同窓会の連絡がまわってこなくて申し込みできていないのを気にかけて、連絡してくれる友だちがいること」と書いてくれました。
また30歳になる子の親も、「成人式の式典に行った時、会場まで連れていって、どうしようか迷っていると中学校の同級生が声をかけてくれて、一緒に中へ入っていってくれた時」と、十年前のエピソードを書いてくれました。
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そうした「子どもの先輩」「親の先輩」たちが語るエピソードのおかげで、始まる前は「今後、どういった障害がでてくるか分からないため、就学先がどうなるのかも分からない」と書いた0歳の子のお母さんが、会の終わりのアンケートにはこんな言葉を書いてくれました。
「普通学校へ行けたとしても、きっと支援級だろうなとしか思っていませんでしたが、どんなに重い障害でも普通級でも大丈夫なんだと思えました。」
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この「つながりの安全」を確かめ合える関係が、私たちの「答え合わせ」そのものだね。
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